a14a6f2e.JPGサスペンションについて 5
ノーマルのカレラにSタイヤを履いたらどうなるか、、、。
これはこれでストロークがありますので気持良くサーキット等を走行できます。
しかし、バネ変更のシャコタン仕様では、グリップがノーマルラジアルに比較しすぐにフルバンプ状態になりますのでコーナリング中は大アンダーになったり、すぐに横滑り状態が生じてきます。

プロの方はノーマルのサスペンションの方がコーナリング中車両の挙動がつかみ易いので安心して走れるといいます。
それは、コーナーに入り横Gがかかって車両がロールし始めます。その間タイヤはグリーップしてますが、だんだん車速が速くなると、横Gが増し、フルストローク状態、すなわちバンプラバーがこれ以上つぶれなくなると、これ以上ロールしなくなり車両は
タイヤのグリップを失い始めます。
そうすると、次にゆっくりと外方向にタイヤがスライドし始めます。
このときの車両は、慣れてくるとスライドし始めるタイヤの振動とかその音をステアリングや体で感じるようになります。もちろんエクゾーストノートが直管マフラーのようなバリバリ音ですと聞きにくいですが、それを感じるよう練習してください。

プロのドライバーがなんであんなに速くそして的確にスライドコントロール出来るかと言うと答えは簡単です。私たち素人とは違い殆んど毎日運転してるということです。
ただし、自分たちと違い車両を運転し、そのつどラップタイムを計測され、車両の様子はピットに帰るつどエンジニヤにはエンジンをどのコーナーではどれ位アクセルを踏んでるか解るように、又どのコーナーではどれくらいGがかかっているかをデータレコーダーでチェックされてますので、それはそれは真剣に5感を働かせながら走行してるのです。
練習、及びそのテスト走行には半端ではない時間を掛けてるのです。

ちょうどパトカーや白バイの隊員が真剣に練習してるのと同じです。あれを見ると逃げ切るのは至難の業と思えるのは自分だけではないはずです。
練習してる者には、やはりかなわないのです。

話を戻して、プロドライバーは、コナーリング中のこの一連の動作は、車両の状態を瞬時に感じながら機敏にそしていとも簡単にスライドコントロールしてコーナーを抜けていくのです。何事もなかったかのように、、、、。
これが例の伝説ルーフCTRのステファン、ローザ氏によるニュルブルクリンの白煙をあげてのオールドリフトコーナリング、200Km以上のスピードでスライドコントロールしてるのです。それもTシャツ、Gパン(古い言い方ですみません。ジーンズとデニムの
語源はフランスとイタリヤでしたよね、たしかそれがアメリカに渡ったとか、、、)でしかも素手で、、、。
これにはあの土屋圭一氏もびっくり感動して、そしてD1を発想したとかしないとか、、、。

しかし、ショップさんがオリジナルで製作されたサスKITを組み込んだガチガチの車両をサーキットでプロドライバーさんが雑誌の取材などで試乗する時など、タイヤとサスペンションとでどこまでも踏ん張るのです。、それから踏ん張りが我慢出来なくていきなりスライドしだすものですから、プロでもこの様なガチガチサスKITを恐れ、嫌がります。
それを乗りこなすにはこの限られた取材の時間内で乗り切れないことをプロは瞬時に察知するからです。

基本的には、プロでもある程度ソフトなサスKITの方が安心して操縦できるのです。
いわんや素人の自分達では、、、、。
あるポルシェAGのサス開発エンジニヤ兼テストドライバー(ポルシェでは、この手の開発ドライバーの層は厚く、例のニュルブルクリンク24Hレースに彼らは、どこかのティームに雇われたり、助っ人として参加してるのを自分は見ております)が、招聘されてあおる走行会に来られたとき、ポルシェの同乗走行に乗せていただきましたが、ラジアルタイヤで、車両もノーマルでしたがコーナー全てをドリフトで走ってくれました。

彼にしてみると毎日ニュル等でテスト走行してるのです。ポルシェのテールスライドは普通のことみたいにそのサーキットの第2コーナーからS字、そしてデグナー(鈴鹿でございます)ヘヤピン手前、、。全テールスライドしながらコーナーに進入していくのです。
彼らは、サスペンションなんか何かストロークする物がついてれば、ヘタなシャコタンサスKITよりも速く走れると自分は、思いました、、、、、。なんせ、朝装着した新品ラジアルタイヤのリヤは、3時ごろにはツルツルなんであります。

これらのことから明確な結論は出せませんが、車高を下げるならそれなりのストロークを確保できるものを選んでください。
スピードはそんなに出さないし、コーナーも怖いからそんなに速く回れなくても良いという方は、お好きにどうぞ、、、。

そうでなければ、車高を下げるにあたって、バネ、ショックを選ぶにはそれらを熟知しているショップに相談してください。セカンドオピニオンではありませんが、複数のショップに質問して、愚問、珍問にも解りやすく答えてくれるショップの方はいろいろ経験されてると判断できると思います。
若いショップのお兄さんは、やはり幾分硬めを薦めると思いますが、年配の方は柔らかめを薦めるのが普通であります。自分みたいに、、、。もちろん、自分達はお客さんの年齢とその希望を第一に考えますが、、、。
そうすると楽しいポルシェライフが楽しめるのです。
つづく。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA