d38aa821.jpgアイコード プリウス30”白鶴”は、試作LSDを製作、ミッションに組み付けしてます。

ミッションは、通常は比分解式です。

中は、プラネタリーギヤシステムや、モーター、そしてデフギヤが組み込まれてます。
このデフケースを4ピニオンタイプLSD(OS技研製)に交換、、。

従来であれば、A/T車両では、このLSDのクラッチディスクから出る鉄粉が、
A/Tミッション内を痛めたり、CVT(Continuously Variable Transmission 無段変速機)の伝達部を痛めたりするということで、使用不可であるということでした。

それをアイコードとしては、何とかならんのかと、あえて冒険、テストするこに決定、OS技研さんの協力のもと、試作品を完成してくれました。

あとは、車両でのテスト走行です。
ダメもとです。
過去にカーメーカーさんは、テストされた実績もお聞きしてません。
”なでしこジャパン”さんじゃありませんが、諦めずにやれば出来るを実戦します。
カッコイイ!!!

絵は、メカ(OS技研のT氏)が持っている上側(クラッチカバー部分、エンジンに組み付ける方)にモーターが組み込まれてます。

下側、左側シャフトが突き出てる部分が、トヨタ自動車大看板のプラネタリーギヤです。
その同軸上下側にオルタネーターが組み込まれれます)。

右側突出してるパーツがLSDが組み込まれたデフケース&リングギヤです。

同軸上にオルタネーター、プラネタリギヤ(ミッション&デフに伝達する)、モーターそして2ZR 1800ccエンジンが組みつけられます。

これら、オルタ、モーター、エンジンが同軸上でバランス良く動く仕組みの特許を取っていますが、説明を共線図という3本の線で表してます。
最初は、このシステムを理解するのにかなり苦労しました。
他のカーメーカーがどこもマネが出来ない複雑怪奇なシステムをあえて、トヨタ自動車さんは、挑戦、完成させました、、、!
つづく。