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ISFです。
現在、エンジンを降ろしてチタニウム製タコ足などを
組付けてるところです。

 

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ウォーターポンプから液漏れを発見。
新品交換しました。

 

 

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エンジンルームは、断熱対策も終了しました。
これが、結構時間掛かる作業です。
ここを手を抜くと、色々問題が後で起こります。
ま、施工しなくても、すぐには問題は起こらないでしょうが、
アイコードのメカはそれが許せません、、。

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昨日、10年ぶりくらいに、旧友がアイコードに尋ねてきました。
彼は、アイメック時代、いや、シグマ時代からの知り合いで、
40年前は、アタシの自宅と同じ町内に、工場を構え、FRPの
製造をやってまして、古くはMZ20ソアラなどの、フロント
リップなどをシグマ製として、作ってました。

その彼は、10年くらい前に、アイコード時代に、BMWの
バイクで現れました。
当時、彼らは、自作のレース用サイドカーで、鈴鹿でサンディ
レースをやってまして、バイクはアタシと同じ、大好き、、。

その彼が、4か月入院していたと、、。
どうしたんじゃ!われ!などと、、。

足助の県道で、大きな左カーブ、頂点付近、左側にはダンプの
駐車場があり、ダンプが出入りしてるの分かってましたので、
時速60kmくらいで通過、、。
前方を、ダンプが予想どうり、こちら側に出ようとしてまして、
彼を確認したようですが、そのまま、車道に前進、、。

彼は、とっさに左側にブレーキを掛けながら傾き、丁度
ダンプの右前輪付近に接触。
BMWは、リヤ両サイドにパニヤケース(ABS樹脂製のサイド
バック)があり、それが当たる感じで、、。
でも、ダンプは、そのまま前進したそうです。
それで、バイクは、ダンプの右前輪タイヤの大きなホイール
ロックナットに、右パニヤケース&リヤアルミホイールが
ミキサー状態でバキバキと、、。

彼自身は、左側に投げ出され、左を下にした状態でバイクの
ミキサー状態をぼんやり観察、、。
バイクは、リヤホイールが無い状態で、フロント一輪のみで、
リヤのスイングアームが地面をこすりながら、ダンプと並行して、
対向車線側に、引きずられる感じで、、。

あとで、リヤタイヤ&ホイールは、グチョグチョの状態で、
自分の背後にあった3mくらいの土手の上の側溝にハマっていた
そうです。
飛んでイスタンーブールであります(冗談通じませんか、?)

本人は、救急車で豊田記念病院に緊急入院。
そこで、たまたま居合わせた整形外科の名医が、大腿骨骨折、
肋骨数か所骨折の重傷であったそうですが、素早い処置を、。
何でも、チタンボルトで片側の正常な大腿骨に合わせ、
もう一方をチタンボルトで固定、両側を橋渡しするような
恰好の機材で、(もう、説明が荒っぽくて、何が何だか)。

完治しても、脊髄などの損傷で、植物状態か、車いすか、、。
ところが、その名医の素晴らしい処置で、そう、彼は昨日、
4輪車でアイコードに登場したのです。
バイクは、廃車ですが、ヤマハセローがあるので、それに
乗ってるわ!などと、、。

で、事故は、どうなったと聞くと、警察も、自分の弁護士も、
貴方が一歩的に悪い!と、、。

ダンプのおっさんも、バイクがスゲースピードで突っ込んできた!
などと、、。
なら、どうしてそこで止まらず、対向車線側まで、進んだんじゃい!
ま、兎に角、こちらの調書も全く相手にされず、警察も一方的に
スピードオーバーの前方不注意と、、。

前方不注意もさることながら、もし高速で突っ込んだなら、真っすぐ
ぶち当たってると、。
また、急ブレーキをかけたなら、タイヤ痕が、、。
速度が遅かったので、左に避けて、右側が接触したのに、、。
前輪が接触しなかったのは、速度が接触時に遅かったからでは、。
まあ、アホなヤツラばかりで、思い込みのオンパレード、、。

しかし、彼の保険の弁護士まで、弁護出来なかったとは、、。
バイク愛好家の方、お気をつけください。
バイクは、偏見の目で見られてます。
まあ、一部マナーの悪い、バイカーがいることは確かですが、。
諸悪の根源みたいな目で見られてることを認識しないと、、。

しかし、捨てる神あれば、拾う神もあるもので、身障者に
なる可能性大であったところを、名医に助けられました。

アイツは、2度目の人生を生きていくことでしょう!
九死に一生の経験をしたアイツは、この事故でも懲りず、
バイク乗りを止めません!
正真正銘のバイクバカであります!

つづく。