IMG_1270

スカイライン GTR R32 平成6年後期モデルです。
エンジン不調と、オイル漏れの修理で入庫しました。
走行155,000kmの車両です。

最近、現在のオーナーさんが150万円くらいで購入されました。
数年前でしたら、60万円でもアタシなら躊躇する車両ですが、
最近、例の20年経過したら、北米など輸出解禁となり、
もう、ポルシェ空冷同様、異常な高値が付いて、、。
そう、GTRは、当時、964,993RSと同様、北米の
車検基準を通れず、輸入禁止でした、、。

まだ記憶に新しいですが、北米映画”ワイルドスピード”で
一躍スターになったポール、ウォーカー氏は、友人の
ドライブするポルシェカレラGTで一般道を走行中、
コントロールを失い街路樹などに激突し、焼死という
痛ましい事故で亡くなりました、、。

それで、日産R32GTRは一躍有名になりました、、。
当時は、GTRが輸入禁止であった為、劇場用GTRは、
GTSなどを改造してGTRに仕立て上げての撮影だった
とか、、。
解禁になった現在、待ちに待ったGTRファンは、一気に
日本から輸入しました。
北米、オーストラリアなど引き合いがすごく、瞬く間に
中古市場価格が高騰しました。
マインズの新倉氏曰く、ニスモ仕様エンジンのブロックなど、
パーツも高騰し、当時、エンジンASSYで購入していた
エンジンなど、相当高く販売しました!などと、、。

その車両ですが、やはり無いものねだりで、今回のオーナー
さんも、、、。

車両は、そう、かなり老朽化しており、アイコードでも
どこまで手を入れるか悩むくらい、修理費用が掛かります。

IMG_1254

IMG_1252

今回、スパークプラグは本人が交換したそうですが、
そのIGコイルと、そのハーネス&カプラーは、一部
破損していて、新品交換するしか、、。
現在、日産さんは、クラッシク日産と旧車専門の
部署を設け、製造中止部品を再販し始めました。
ということで、何とか今回の部品は、手に入りました!

さあ、次は、どこが、、、?

つづく。