モーターファン誌抜粋

２輪のお話！

絵は、ヤマハ　ＲＺＶ５００という２サイクル　世界初の
Ｖ型４気筒　５００ｃｃのレーサーレプリカです。

１９８４年　１０００台限定で、確か５月ごろ発売、。
自分は、もう時すでに遅しと思いながら、名古屋の
友人で”チューニングショップ　コスモス”大橋さんに
頼みました。
そしたら、１台有るということで、急いで注文、、。
当時、８２万円くらいしたと思いますが、ローンで、、。

１９８０年に結婚し、子供二人目が出来て１年後、
何を血迷ったか、若気の至りで購入、、。

ホンダＦ７５０，スズキカタナを処分する条件で、、。

ツナギは、当時の南海部品製で、それでも８万円
くらいしたか、、。

もう、ケニー、ロバーツ氏（当時のヤマハワークス、
ＹＺＲ５００の）のイメージが、、。

もちろん、１６歳で免許を試験場にいって受けて、
１回目で合格、（市内で練習は当たり前）、試験車は、
１２５ｃｃのスズキ　コレダ１２５です、、。

そう、手信号で、、。

ということで、早速近くの本宮山にお出ましであります。
Ｖ４　５００ｃｃ（ﾊﾟﾜｰ規制で６４ＰＳですが、キャブを
いじれば２０ＰＳアップ）のパワーは、車重も１７３ｋｇと
Ｆ７５０の２５０ｋｇに比べ、２５０ｃｃなみの軽快さ、、。

ヤマハさんのストリート仕様とはいえ、レーサーの
雰囲気プンプンであります。
Ｖ４独特の４サイクルにも似た、野太い音で、ギヤｱｯﾌﾟ
時に、ビンビンとこれまた、しびれるメカニカル音が、
股下で聞こえます。

吸気音もスゲーのであります。

ま、腕はありませんので、雰囲気で乗っていましたが、
東京調布市に当時、出張してまして、これを乗って
もって行きました。

兎に角、２年間くらいしか所有してません。
何故なら、豊田市の旧友が、”な、東京では、
乗れないだろ、！”などと、せがまれ、周囲の状況も
仕事も忙しく、断腸の思いで売ってしまいました、、。
当時、同時に買った仲間、２人がこれで命を落とし
ましたので（それも、貰い事故で）、、。

未だに、時々夢に出てきます、、。

この資料が、今月号、”モーターファン”の末尾に掲載
されてまして、自動車雑誌に何で？などと、思いながら
も、懐かしく見入ってしまいました。

ＭＦの担当者にも、何か思いで出があったのか、、。

つづく。