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ターボ前期型エンジンのオーバーホール見積もりを
していました。

オーナーさんは、予想以上の修理金額に途方に
くれておられまして、修理金額を圧縮する方向で
決断されました。

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カムシャフトやロッカーアームの虫食いです。
本来であれば、新品交換ですが、涙を飲んでWPC加工で
対策します。

こちらとしましては、完璧に修理したいところですが、、、。

当事1600万円(1970年後半)の新車価格のエンジンです。
部品代だけでも、主要部分を交換しようとしたら100万円を
こえてしまいます、、。
妥協して、使えるものは再使用して、、。

これから、省エネOHが始まります!
オーナーさんは、少しでも安価に仕上げたいですが、後日
トラブルが起きた場合、エンジン内部であれば、”何でもっと
強く部品交換を薦めなかったのか!”とお叱りを受けます。

親切心があだとなるのです、、。

ここは、冷静に、しかしオーナーさんの気持ちも汲んで、、。

つづく。