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ポルシェ997ターボ”黒鶴号”は、シリンダヘッドのカムホルダー部分まで
分解しました。
というのが、プラグホールに進入していた冷却水の固まった固形物と少量の液が
6番シリンダーと3番シリンダーに溜まっていたことで、進入経路を見つける為に、、。

しかし、シリンダーヘッドカムホルダー(洗浄台で洗浄してる)を外しても、冷却水が進入する
経路がありません。
後で、ポルシェジャパンのメカニックにも尋ねましたが、その部分に冷却水の経路は無い!
などと、言われ、じゃあ、どこからこの冷却水はプラグホールに進入したのか、
それも6番と3番という両バンク一番後ろ側エンジンに、、。

それで、アイコード全体会議?を開き、現場検証を舐めるようにした結果、出た答えは、、。

絵でもお分かりのとうり、丁度両エンジンバンク後ろ側(3番、6番)にターボが位置してます。
そして、これらはエンジン冷却水でセンターハウジングのタービンシャフトの軸受け等を
冷却する為、ステンレスパイプが接続されてますが、どうもそれを交換する時か、
又は、冷却パイプ閉め忘れでエンジン搭載後、冷却水が漏れ、それらがIGコイルから
プラグホールに進入したと、、。  
つづく。