d438d245.jpgポルシェ996GT2のトラブルシューティングは、徹底して点検となりました。
燃料ポンプ、フィルター、エアフィルター、インテークパイプ&ゴムホース&
クランプ、IGコイル、プラグ(今回交換しましたが、あれでも)、エアマスセンサー、
ECU、、、。

問題無し、、。
そんでもって、エンジン内部を疑って圧縮圧を各気筒点検しました、、。
問題の一角が見えてきました、、。
6気筒の内、2気筒の排気バルブからエア漏れが基準値を超えてありました、、。
バルブの変形、もしくはバルブシールとの間に何か、、。

インテークから異物が入ったとしても、ターボ車両の場合、まずは、ターボで
加給され、インタークーラーのフィン間を潜り抜ける異物は、まず考えられませんので、
異物混入による、バルブ損傷はNAエンジンのようには、有り得ません、、。

これくらいの圧縮漏れでも、ある程度パワーが出てしまうので、疑ってはいませんでしたが、
、、。

ということでエンジン降ろしとなりました、、。
オーナーさんは、さぞがっかりでしょう、、。

絵では、メーターの針が0を指してます。
これが圧縮が漏れてますと針が動きます。
数値で10%以上の漏れがあると、許容範囲を超えてます。
今回はの1気筒は20%でした、、。
つづく。