3,8Lピストンを良く見ると、マーレー製の片から加工されています。
当時の964エンジンは、3,8Lの社外品はまだ、販売されてませんので、
RSR3,8用は、ピストン頭部が純正同様えぐられてますので、、。
ピストン頭部は、純正3,6Lのようにへこんではないが、バルブリセスが
純正より4mm以上深く取られてるので、圧縮圧は確実に上がってます。
計算しないとまだ、よく分かりませんが12以上はあるかと、、。
バルブリセスが多く取ってあるということは、ハイリフトカムでバルブストローク
を多く取れます。
チューニングエンジンの基本です。
また、ピストンを横から見ますと、一番下のオイルリングから、ピストンピン下の
スカート部も3mm以上多く取ってあります。
当時のエンジン組んだであろう人は知っていますが、今はどこえやら、、?
かなりのお金を掛けたエンジン組み付けですが、今の常識ではここまで
やっても意味が無いと思います。
クランクケース、シリンダ、ピストンは消耗品なので手を加えるにも
バランス&少しの軽量化で十分だと、ジブンは思います
絵は、左から3,8LFVD(ドイツチューニング屋さん)製KIT.
シリンダーのフィンの数が右の物より多く、冷却に効果有り、、。
中央が純正3,6L.
ピストン半分カーボン落として、WPC加工の見本に、、。
右がCUPに組み込まれた3,8LKIT.
物は、悪くないです。
話は、変わって、、。
昨日のスーパーGT開幕戦は、ゼントセルモSC430が優勝!
幸先良いスタートです!
話題のプリウスGT300は、予選では予想外?の6位、、。
しかし、本番は電子制御系トラブルにより、早々のリタイヤ、、。
まあ、初参戦では出来すぎかと、、。
少しづつの熟成がまだまだ、必要です。
つづく。