片手間にやってますので、エンジンバラシは少しずつ進行してます。
購入した時点で3,8Lになってるかもといい加減な情報でしたが、
ピストンを3番を外したところ、シリンダボア径を測定した結果、
102mmありました。
ピストン&シリンダーKITは、間違いなくマーレー製でした。
お詳しい方は、すでにお分かりのこと思いますが、純正ボアは、
100mmで、直径2mmでかいということは、そう一般に
ポルシェ空冷エンジンでは、これを3,8Lと呼んでます。
純正ピストン排気量 100mmX76,4mmX6=3,598cc
(ボアXストローク)
3,8Lエンジン 102mmX76,4mmX6=3,744cc
ということで146cc排気量アップです。
これは、空冷M64エンジンでは、マーレーピストンの993RSや
9643,8RSなどと同一です。
細かくは、993RSはシンリンダーケースが多少違いますが、、。
当時の964CUPレースで、ドイツCUPレースなどに、F1ドライバーが
招待でエキジビションで参加してましたが、最後尾スタートからごぼう抜き
(とまではいきませんでしたが、)で、一般参加車両を追い抜いてたビデオを
見たことがあります。
後で知ったことですが、これら車両は皆3,8Lになっていたそうです。
そのミカハッキネン(当時のF1ドライバー)の乗った車両が、ドイツのあるショップで展示販売してましたが、財力あれば購入してました、、。
今では、プレミアム車両です。
993GT2レーシングで、ドイツ、ルークレーシングと一緒に
当時のBPR(スズカ1000Kmなど)や、ルマン24Hに参加して
ましたが、最終モデル(デイトナ24H、1999年)では、
マーレー製ではありませんが、4Lになってました。
も、これが限界の排気量でしょう、、。
つづく。