6edea73d.jpg縁ありまして、脊髄などを損傷されて下半身不随になられた
方専用に改造された車両に約20KMほど、運転させて
いただきました。

かなり前から(25年くらい)身障者の方の車両に
エンジンやサスのチューニングはやってきましたが、
今回のように市内を運転したのは初めてです。

皆さん身障者になる前は、かなり飛ばされてた方が多いです。
その方も2輪で通勤中に横から無謀運転のバカヤロに当てられて、、。

絵にあるようなスティックがセンタコンソール横から出ていまして、
そのレバーを引けばアクセルオン、押せばブレーキと、、。

で、オートマティック車なので、右ハンドルの場合、左でATの
シフトレバーをDレンジに入れて運転しますが、市内の信号待ちなど
では、左手でズっとそのレバーを押してないと前に進みますの。

左手を起用に使い、DレンジからNに入れてレバーを押す負担を軽減
したり、片側2車線を走行していて、前が急に止まるなどした場合、
急な車線移動する場合、レバーに小さなレバーが付いていて
それを右、左に倒してウィンカー操作、その間レバーを押して
ブレーキング、、、。

とても緊張して、アクセル、ブレーキペタルは同時に動く
状態で走行、いつも右足はブレーキペタルの上に保ちながら、。
頭混乱しました。

これは、今の自分の反射神経ではとても50kM以上
移動不可です。
慣れるにはかなりの時間が、、。

使用者の皆さんも、最初は戸惑い、大変であったと想像つきます。
この方、この車両でミニサーキットも走られてるとか、、。

慣れとセンスと度胸が入ります。
今の自分が身障者になったらと思うと、、、、。
大変貴重な経験させていただきました。
皆さん、細心の注意で走行してください。

しかし、無謀運転、ながら運転は、、、。
つづく。