IS-Fが続きます。
絵は、左からRDD製、弊社オリジナル、純正と並んでます。
重量は、左から9Kg,9,6Kg、11,6Kg
但し、RDD製は0,5mmづつ面研、純正は6000Km走破で片面0,5mmは削れてます。
RDD製は、当初弊社オリジナルとしてましたが、サーキット走行ではさして問題は出ないのですが、ストリートに使用した場合、ジャダーが出やすいのです。
そこでメーカーを変更、デザインをやり直しました。
ドリルドは、本来レース用でフェード対策が主ですが、ポルシェなど、多くのスポーツカーが採用してます。
IS-Fの場合、車重が1700Kg近くありますが純正はドリルドのブレンボ製を採用してます。ドリルドのクラックや温度によるローター変形のジャダー対策でかなり重く作ってあります。
弊社は、最初RDD製の物をテストしましたが、スリットの向きが回転方向に対し、逆向きのスリットを入れました。これはブレーキパッドの摩擦面をかなり多く削れて何時も新鮮なパッド面でローターとの摩擦係数を安定して維持出来るからですが、その反面、低速時にはそれが悪影響を起こし、ジャダーが出やすいのです。
もちろん、攻撃性の低いパッドを使えば、、、。
それで今回製作した物は、鋳鉄材も変更、肉厚も少し上げ、大幅な変更点としてスリットを回転方向に合わせました。低速時のジャダーに対する対策が大幅に向上出来ると思います。
また、最近はサーキット走行でも高性能の車両が走る場合、ストリート走行と両方兼ね備えるには、粉が出るとか、キーキー泣くとか妥協が必要になってきましたので、
弊社もそうですが、サーキット用とストリート用を完全に使い分けることをお薦めしてます。
純正、ドリルドローターは、1枚80,000円もしますが、弊社のニュータイプは
95,000円ですが、次のローター交換時は50,000円くらいでお抑えられます。センターコーンが再使用出来るからです。
純正ブレーキシステムは、自分でも関心しますが最高の出来であります。
ただ難を言えばブレーキダストが多いかも、、、。パット変更で解決ですが、、。
また、重量も重いので弊社のローターはその辺で、軽量、低コストと性能差をつける
事が出来ると思います。
バネ下重量がマグホイールで1本辺り2,6Kg,ローターで2、4Kg、、、。
総重量15,2Kgのバネ下重量軽減であります。
バネ上で計算しますと200Kgの軽減が、、、。
GTRのおしりがだんだん見えてきました、、、。
つづく。