c89747ca.JPGやっとIS-Fエンジン、2UR-GSEのシム(パットとも言いますが)がやっと完成しましたので、細かな調整をしながらカムシャフトとのバルブクリアランスを32バルブ分、組み付けます。地道な作業です。
絵では、手前のバットの中にちらばってます小さなキャップですが、これがとても重要な役目をします。最近は、ラッシュアジャスターといいましてこの部分を油圧で自動調整式にするのが主流です。

IS-Fは、エンジンはヤマハが1台ずつ手組と聞いておりますが、昔ながらのシム調整式です。要はレース用エンジンは皆この様です。
1ケの製作に特殊金属と熱処理など硬度が高くて割れにくいという性質で尚且つ緻密な寸法制度が要求されます。
その製作に今回1度の失敗もかさみ、3ヶ月も要してしまいました。
ま、試作物にはつきものですが、、、。

本日は、真夏のスズカの祭典、1000Km!いや、今回から700KmになりましたスーパーGTレースが開催されます。
今頃スタートか、、、。
天候は、うす曇の天候ですが、自分達がCカーやポルシェなどで参加してたころは、もう炎天下で、大体どこかのピットインのドライバー交代でコクピットから這い出してきた外人ドライバーは、そのままぶっ倒れてました、またターボ全盛時代で給油中エア抜きタンク側のガスに真っ赤なターボから引火することもしばしばでした。
そう、給油はスルリあったんです、、、。

最近は、クールスーツなどが標準で性能も良くなりましたが、その当時は海外から来ていました遠征組は、もちろんクールスーツなど持ち合わせが無く、自分のティームに来て、”頼むからそれを注文したい!すぐに取り寄せてほしい!”などとにわかクールスーツ販売店になった思い出があります。

最近は、ドライバーの集中力を保つ意味からも常時使用されてますが、色々使われ方があるようで、、。
ニッサンさんは、小さなエアコンを装着されているとか、、、。
なんせあの分厚いレーシングスーツを絞れば雫が垂れたんですから、、。
3K(キタナイ、キツイ、キケン)の職場そのものであります。
それでも自分はなりたいです。しかし、職業でなく趣味として、、、。
つづく。