GC73とMC73を同時にその73年の初頭から生産してました。
そうGC73は、国内のレーサーに数台販売したのです。
自分もその生産にお手伝いしました。
それよりも、同時にルマン用MC73のスペシャル車両作りにもお手伝い出来たのです。
其の当事は、最大30人以上の社員が朝から晩まで工場、約80坪くらいのところで、エンジン室、モノコック製作、板金塗装、ファイバーと全部一緒でした。
ルマン用シャーシは、確か10Aロータリーエンジンで、フランスに持っていくための色々工夫をしてたのを覚えてます。
先日、ある件で生沢さん宅にお邪魔することになり、行ってきました。
そのお話の中で、愛車の話になりどんな車両に乗ってんですかということになりました。
東京、イギリス、コートダジュールに各1台ずつ、ポルシェ997スペシャルが納車されるのは(まだ、日本用はPDKにしてる為、納車されてません)知ってましたが、。
日本にエスティマ(弊社エアロ装着車)、エスティマスーパーチャージャー車(TRD)、イギリスにウィルビー、セリカ、マツダエクセラは東京の足と、殆どトヨタ車なのです。
外車は、最近自分と競って964カレラRTH,Tipを購入されましたが、、。そうそう、奥様用ナロー911と、、。
兎に角、トヨタ車は、その73年当事東京の足としてフェバレットカラーの黄色に全塗装されたカリーナGTハードトップに乗っておられました。
エンジンは、2TGツインカム(もちろんソレックスツインチョーク)でA/Tに乗せ変えてありました。そう、東京では、その当事からオートマなのであります。
よく、亡くなられたシグマの安田さんがA/Tとキャブの調整をフジのサーキット上でされてたのを覚えてます。
話は、戻ってそれくらいトヨタファンの彼にとてもショッキングな出来事が起きました。
絵は、その73年ころ、ルマンやフジGCシリーズ時代に着ておられた確かルコンテとかいうレーシングスーツです。カッコ良かったな!
そのスーツを今回モテギで展示されてましたが、彼曰く、あのモテギの展示物もその当日イギリスから帰国した日に、大急ぎでかき集めモテギに持っていったんだよ!
物を大事にされる生沢さんでしか出来ない芸当と思いました。
つづく。