b85dfaca.JPGレースの話ばかりで恐縮ですが、そんなことしか覚えてないツルタです。
そして993時代の写真が一番多いのでついネタもこれに集中してしまいます。
ストリートの方はというと、やはりその当時付き合いのありましたローク社のECUを流用したりしてました。
この当時、アイメックでは、2種類のECUチューニングをやってましてよりハイパワーなエンジンには、それ対応の物を採用しなければなりません。

大容量タービン、ハイカムシャフト、3,8ピストン、などです。
もちろん、チタニウムエクゾーストシステムや国産で特注した大容量インタークーラーなど、殆どのパーツを開発しました。

そのECUは、ドイツに技術者を派遣したり、スズカ1000Kmレースに参加したときにドイツの技術者に来社してもらったりして、技術交換してました。

やってることは、国産ターボチューニングと大差はありませんので、少しも気になりませんでしたが、なんせパーツやテスター、冶工具など周辺機器がお高いので、利益はそのまま還元じゃありませんが、それらに消えていくのです。
このスタンスは、今も続いております。
まあ、それが自分達の売りなんですが、、、。
兎に角、ドイツ本国では、差ほど問題にならない問題でも、日本では大問題になるのです。
ましてや、ポルシェディーラーでは素早く情報は入り、対策や細かい指示が出ますが、
自分達は、その車両に問題が発生してからの処理となり、ドイツに問い合わせて事の次第が判るという何時も一歩遅れるのです。

どんな小さな情報でも欲しいのです。993ターボ、GT2時代も大きな問題が色々出ました。そんな失敗談だけでも本になると思います。
そう、本で思い出しましたが、自分の本”ポルシェ最強メンテナンス”という題名も色々取りざたされまして批評を受けましたが、前向きに考えまして都合の悪いことは気にしないようにしてます。
それが、次の改善に繫がると思うようにしてますです。
言いたいことの半分も書けなかったですが、感激していただいてる読者もおられたのですから、、と。

絵は、そんな中でGT2バージョンにしたその当時500PSを超えたエンジンチューンとサスペンションなど、殆ど全てにわたって改造した993ターボを友人でありお客様(本人もポルシェオーナー)である名古屋在住の舞踊家三代真史(みしろまさし)氏が、ご自分のダンスカンパニー主催のショーで使いたいということでお貸しした時のものです。
三代氏は、今では世界中にファンを持たれてるすばらしい方で、ダンスを目指してる方なら知らないと、その方はもぐりでしょう、、、。
オリンピックに本来であれば出場されてた凄い人です、、。
これ以上説明すると長くなるので、割愛しますが、、。
これを鑑賞したその時の方がたは、今ではもうお子さんもおられるでしょ、、。
そうある地域の成人式でのことでした、、。
つづく。