今回は、運良くルフトハンザ航空の格安チケット往復約13万円(近頃チケット代に燃料代とか空港使用料別に明記してますのでもっと安く買える感じがしますが、、)
で、帰りはマイレッジが溜まっておりましてグレードアップのビジネスであります。
自分などは、トヨタ自動車の幹部と違い何でも感でもビジネスという訳にはいきません。
往復格安でも70万円はとても手が出ませんので、、、。
行きの席もいいところを美しいルフトのチェックインカウンターの日本人おねえさんが、”足を伸ばせるところをお取りしましたから、、”と、、、。
通常自分は席の注文時に通路側をまず最初に選びます。
これは、ビジネスご利用の方にはあまり関係ないでしょうが(ひがみもはいって)
トイレに立つとき、窓側とかでしたら”すみません、!!!”なんて遠慮しながら通路に出なければいけませんので、、、。
で、今回は、出口横でしたので前は、例の発着時に真正面に客室乗務員の方とお見合いになるアレです、、、。
が、しかし喜びもつかの間、、、。横に来たのはドデカイ入道あたまのドイツ野郎でした。
もお、外人のおすもうさんといわれても”そうですか!!!”なんて思うくらい、、、。
ドイツ人は、大体ドデカイ方が多いですが、その中でも今回の野郎は、まるで”シュレックみたいな、、、”。もうあきらめの境地です。
隣に座られるとその時点で共用の肘掛は、シュレック野朗御用達で大きな片腕に隠れ、すでにヒジカケは見えません。
野朗の腕の上にでもこちらの肘を置くしか、、、。
このまま、11時間変形着座姿勢を取らされるのかと思って、何となく右側センターの席を見たら、ひとつ後方列が奇跡的に3席横並びで空いてるではありませんか、、
離陸してシートベル着用サインがX印になった時点で一応、正面にお澄まししてお座りになってた”私、ドイツ在住が長いのよ!”って感じの後ろ髪にきゅっと束ねた色っぽい岩下志麻さんの30才くらいのころ(そんなに美しくなかった!!)のような客室乗務員のお姉さんに”席変わってもいいっすか?”なんてお尋ねしました。
おねえさんもオイラの状況を察してか、それとも我関せずか、”どうぞ!”と一言、、。無表情にお答えいただきましたので、左隣のシュレック氏に”ビーダーゼン!”と、一言いって席を移動しました。シュレック氏は、彼も無表情に”うん!”なんて顔を縦に短くうなずいただけでした、、、。
ともかく、変形着座姿勢からは開放されました。
後は、ジントニック(オイラの大好物)をグイグイ飲みます。地上で出されたら、あぁは、美味しく感じないであろう機内食を酔ったいきおいで食いつくし、地上9000メートルの気圧の関係で勢いよく回る血液が、アルコールをオイラのそれでなくても少ない脳細胞に満遍なく染み渡らせます。
程無く、ノーテンキでアルコールでラリッてるオイラは、夢の中です。
少々着座姿勢が苦痛でも、エコノミー症候群なんのそので、ドイツまであっという間に到着したのです。
客室乗務員”岩下志麻30歳のころ、、ちょっとほめすぎ!”さんのフォトを撮りそこないました。他のドイツ人客室乗務員さんも美しい方、そうでない方おられましたが、今回あのクールさが妙にオイラの脳裏にこびりついてます。
つづく。