26b1e6ac.JPG先週の週末、カナダにてF1が開催されてましたが、ヨーロッパ、ドイツ西部のニュルブルクリンクにやはり今年で35回目の24H耐久レースがありました。

今年は、昨年に続きマンタイモータースポーツの997GT3スペシャルが2連勝しました。 一時期ダッチバイパーが常勝してたように、、、。
当分マンタイ黄金時代が続くでしょう。

今年のラップタイムは、近年毎年更新してますが8分30秒台です。
これは、通称北コース(ノルドシュライフ)21Kmと本コース4,8kmの約25Kmを走ってのタイムですが、よくカー雑誌などに北コース7分30秒996GT2が最速ですとか掲載されてますが、あと1分を足してのタイムは、やはりレーシングカーとのレベル差を感じますが、一方北コースだけならストリートカーとあんまりかわらないじゃんと思われた方は、するどい観察力と思います。
なぜなら直線2Km以外殆ど市街地の曲がり角のようなサーキットです。そんなに大差はでません。

でも勘違いしないでください、この8分30秒のラップタイムがいかにすごいかは、単純計算で本コースを無理ですが2分で走ったとしても北コースを6分30秒で走らなければ、、、、。F1ならいざ知らず、ストリートGT2と同じ車両のGT3でいくら軽いといえ、パワーはGT2より低い440PSと聞いてますので1分も短縮できるのはあの峠のようなセコイコーナーで短縮するしかありません。

たまたま、昨年度の優勝者、マンタイGT3レーシングの車載DVDがドイツ、KW社(サスペンションメーカーでこの車両が装着のデモテープ)から出ており、運良く拝見しましたが、他のレーシングカーもありましたが、兎に角自分が見ても早送りしてるのではないかと思うくらい、ピターとコーナーを張り付いて回ってるのです。
エンジンは触媒付、また大きな重いサイレンサー付です。

まあ、運転しているドライバーもすごいですがスピンしそうな勢いでコーナーに進入しスパーッっと抜けていくのです。

あのリヤエンジンの997があんなにコーナーをグリップして回れるのかと、、、。
2位に入ったバイパーは、ルマン24Hレースでは997GT3のGT2クラスに対しGT1と、性能差があるのに、ニュルでは互角になるのです。

ちなみに4位には、わが大先輩でこの前のインポートカーショーでも久しぶりにお会いしましたが往年の名レーサー生沢さんマネージングによるウーベ兄弟の操るニューカー、ケイマンで入賞されてました。昨年は996GT3同士で最後まで抜きつ抜かれつの死闘をマンタイとして、今年は因縁の対決となりましたが、、、。

5位には、この方も数年前にはルマンでご一緒したドイツ人美人レーサーのクラウディア、ヒュートゲンさんがワークスBMW、Z4で常勝者として入られました。

近年、あまりに出場が難しくなったルマンに嫌気が差してニュルに参加される有名ティームが多くなります。まだ、GT3クラスで総合優勝可能ですがこれもヒートアップして素人が参加できにくくなりはしないかと余計な心配をしております。
その前にやることいっぱいあるでしょう、、ツルタくん?????

6月16,17日、まさしく今週末はルマン24Hです。
夢は、同時参加です。夢の中では何回か参加してるんですが、、、。
夢多い今日この頃です、、、。
つづく。