997ターボ 6MTです。
強化クラッチKITを組み付けました。
すると、メカが確認の為、車体に載せるまえに、
クランクを回して、クラッチ系の異常がないか点検して
ましたら、ある角度で、何か当たり、クランクが回らない!
などと、、。
で、エンジン&ミッションケースを外して点検したら、。

強化クラッチのボルトの一部と、ミッションケースの
突起部に当たった跡が、、。
で、過去には、同じ強化クラッチKITを使ったのに、
このようなトラブルは無かったので、部品が変更になった
かを確認しましたが、同じものでした。

原因は、純正ツインマスフライホイールを今回、初めて
使っての仕様であったので、過去には発生しなかったのです。

通常、スポーツ思考の為、同時にシングルマスフライ
ホイールと交歓する為、シングルマスフライホイールは、
厚みが、ツインマスと比べ数十ミリ薄くなり、それと
同時に、レリーズベアリングも、ミッション側に長く
設定したものを使用してました。
要は、クラッチカバーの、このボルトが邪魔をしたのです。

純正は、このボルト部分が、リベットになってる為、
接触しないのです。

ボルトは、削りました(このボルトは、今後分解
することが無いので)。

ミッション側は、エアリューターで、表面を1mm
削りました、強度的には、問題無いです。

これで、間隙を約3mm放しました。
熱膨張で、クラッチカバーや、ミッション側が膨張しても、
この間隙なら、問題無いと思います。

これから、組み付けます。

先日の日曜のF1レース

自動車のF1シリーズ開幕戦、バーレーン・
グランプリ(GP)は28日、バーレーンの
サキールで決勝が行われ、デビュー戦となった
アルファタウリ・ホンダの20歳、角田裕毅が
9位入賞を果たした。日本人ドライバーの
F1参戦は小林可夢偉以来で7年ぶり。

F1レース参加総数20台、予選13番手スタートも、
初のF1レースで、立派ですが、レース結果9位は脅威で
ありまする!
前評判は、高かったですが、そこは、F1,並みいる強豪、
熟練の荒くれ者たちを退けて、、。

今回、フェルナンド、アロンソ氏も、久々に参戦しました
が、途中リタイヤです。

絵は、ネットで参照願います。
ホンダさんは、F1参戦が今年で最後になるそうで、。

ま、EV時代に、高額の予算をF1には、、、。
苦渋の決断であったと思います。

昔のF1、1960,70年代までは、KITカーと言って、
プライベーターティームが、フォードのDFVと、
ヒューランド製ミッション、そして、アルミツインチューブ
モノコックを製作すれば(モノコック専門の製作会社も
当時はあったそうで)、だれでも、参戦出来たのです。

日本からも、シグマ時代にご一緒させていただいた小野
昌郎氏は、彼らの自作したF1マシンで、プライベート
の弱小ティームで、F1に殴り込みました。
古き良き時代であります。

今じゃ、年間数百億円の予算と、数百人のエンジニアと、
あらゆる測定器を備えての一大事業でなくては、参戦
不可であります。
ので、今後は、もっと縮小しようという動きもあります。

メルセディスベンツ社は、F1に初めて、ピストンの
材質として、鉄、スティール材を採用しました。
これは、従来のアルミ鍛造では、デトネーションといって
自然発火(デーゼリング)時に、アルミが解けるという
難点を、鉄材であれば、アルミよりはるかに耐熱温度
が向上出来るという利点があります。
ま、じゃ、他のメーカーさんも、採用すればと簡単に
お考えでしょうが、そこは、技術的に色んな問題が
発生するのであります。

ベンツ社の先行技術は、それはスゲーもんで、エンジン
パワーを上げるのに、エンジンオイル潤滑剤をあえて
燃焼、食わして、パワーを上げてたそうで、他社が真似を
したしたら、それは、もう解決し、食わないようにと、。

化石燃料エンジンは、まだまだ、効率向上の余地が
あるのです。
それを、電気だ、EVだ、脱酸素だのと、それら周辺の
状況を知りもせず、賛同されてる方もおられますが、、、。

電気を作るにも、化石燃料のエネルギーが必要なので
あります!
今後、10年、いや、5年後くらいには、また、
違った状況になりえます。
何故なら、これら技術的な面に、やっかいな政治的な
思惑、圧力、銭、利権などが、介在するのでありますから、。

アタシャ、ツルタ教でも作って、高見の見物で、、。
それか、もう、すでに世の中に存在しないかも、、。

つづく。