ISFです。
オーナーさんは、わざわざ、北陸から今回、近接騒音を
測ってほしいと、ご来店です。

この車両、以前に、排気系をチタニウム製タコ足、中間
パイプ、メインマフラーと、フルチューニングしていただきました。
勿論、ECUもFFMフルコンチューンで、460PS以上、。

で、地元レクサスディーラーさんで、車検を取るため、入庫
しましたら、近接騒音は100dB近いと、断られました。

で、マフラーなど、純正に戻して、今度は、別のショップで、
測定してもらったら、やはり、100dB近い値が、、。
それで、アイコードで、測定して欲しいと、、。

絵のように、45度の角度で、規定値寸法で測定、、。

実測値94dBでした。
何が違いうの、、!!??

エンジン回転数は、最高回転数の70%、約5000RPM
を維持して、測定します、。
その時、測定後、緩やかにアクセルを離します。
すると、もちろんですが、94dBしか、最大値は出ません。

ここで、別の方法で、測定します。
70%、約5000RPMで、数秒維持し、そのあと、サッと
アクセルを離すのです。
すると、アクセルを急に離したと同時に、エンジン音がバーバンと、
最後に、約0,2秒間くらい、排気音が高くなります。
この最後のバン音を騒音器がひらい、4~5dB大きくなるのです。

これは、アタシが、東京都昭島市にあります、日本自動車輸送
技術協会、通称JATAで、加速騒音、近接騒音、並びに、
排気ガスの検査で、測定してもらうときに、説明を受けました。
実際、現場で、同席させてもらって、この目で見ました。
加速騒音は、大きなテスト上で、60km~90kmと、
加速し、その時の騒音を測定します。

また、近接騒音測定では、周りにナーモない、広場、または
無共音室で、測定し、エンジン回転数は、最後、ゆっくり
回転を落とすようにします。

オーナーさんに、尋ねると、そう、工場内、あるいは、その
工場横で、測定していた!と、。
それでは、反響するのは、当たり前、尚且つ、アクセル操作も
、急に離せば、そういう症状になるのです、、。

ということで、一件落着、、!
オーナーさんは、安心され、今回、OS技研のTCDのLSDと、
リジッドカラーをご注文頂けました、、。

社外品マフラーを装着の方、測定でこのようなことあれば、
一度、現場を確認してください。

測定場所と、エンジン回転の下げた方を、。

USF,RCF,GSFの三兄弟は、排気音を最大限、規制の
94dB近くまで上げて、スポーツ性を強調しています。
それ以外の、例えば、レクサスRC350など、純正の排気音
など、かなり低いので、94dBまで、アクセルを無造作に
離しても、規制値までいきません。

ので、ISF,RCF,GSFは、目立つのでありまする、、。

つづく。