BBS製ジュラルミンホイール”RI-D”です。
デザイン、材質と、BBSジャパン社の、最高商品です。
今回、GSFのお客様のご注文で、1台分入荷しました。
BBSジャパン社の本社工場は、富山県高岡市にあります。
9000トンプレスで、アルミ、マグと鍛造品を生産し、
世界中のビッグカーメーカーに、納品しています。
勿論、4輪自動車レース業界も、、。
F1,そして、国内スーパーGT,スーパーフォーミュラー
と、世界を席捲しております。
ご存じないとおもいますが、最近は、トヨタ自動車のノア、
ヴォクシの純正ホイールとしても、採用されてます。
このRI-Dは、特徴がありまして、F1界を席巻した、
スポークの横の部分のぜい肉をはぎ取り、重量の限界を
追及してます。
この部分は、鍛造の型から成形した後、ミーリング加工(
フライス加工の仲間)で、3次元に切削してます。
1本のRI-Dに、数時間の加工が必要です。
生産にあたるミーリング加工者は、新しく生産工場内で、
最近の連日の猛暑のなか、40度以上の過酷な現場で、
作業にあたっておられます。
富山魂といいますか、自社の商品に対し、深い愛情を
お持ちなのでしょう!
また、BBSジャパン社は、最近、工場を増築し、生産性と
品質をかなり向上しました。
その一つが、塗装工程であります。
以前は、塗装工場は、別の場所にあり、生産工程上、かなり
無理、無駄がありました。
が、この塗装工場を本社工場横に、新設し、工程が簡素になり
ました。
また、塗装内容も、以前の塗装から、”粉黛塗装”になり、大幅に
品質が向上しました。
粉黛塗装(フンタイ)とは、、4輪自動車では、バネ、、。
2輪バイクでは、パイプフレームなどに採用されてます。
アルミ、マグホイールと、ホイールは、走行中は、地面からの
衝撃に、絶えずさらされてます。
また、フロントブレーキでは、500度近い高熱に、さらされて
います。
耐震テストで、通常は、
日本自動車ホイール協会、JWLでは、100kgの分銅を使用し、
振動テストをして20万回くらいで、終了します。
BBSジャパン社では、社内にその分銅テスト機がありますが、
アタシも見ました。
50万回テストするのです、、。
これだけでも、BBS鍛造ホイールが頑強であると、想像が
つくでしょう。
RI-Dは、その名のとうり、ジュラルミン材で、製作されて
ますが、材料が通常アルミ鍛造材60材では、切削がしやすく、
短時間で製作可能ですが、このジュラルミン材は、硬く、
切削加工に時間が掛かるのです。
しかし、強度たるや、60材にくらべると格段であるため、
設計強度の基準内で、薄く軽く出来るのです。
BBSジャパンの鍛造品は、強度、耐久性が抜群です。
うっかり、キャッツアイや、くぼみ、段差、縁石などに
当たっても、変形しにくいのです、、。
そう、私設BBS営業のツルタがお贈りしました。
独断l偏見”ご容赦!!
つづく。