f4ecb784.JPG定常円の練習が終わると次は、500mくらいの直線のスラロームとそれから右に曲がって最初の所に帰る間にS字コースの初級のような所を通過します。
このスラロームも初日は、左右に振られるのを修正しながらパイロンを抜けていくのですが、まあ、言葉では簡単ですが屈辱の連続であります。

これを半日くらいやってるとダンダン習得していくんですが、、、。
昼食を一度その工場に帰って横に新設された食堂(奥行き15m、幅7mくらい)で、リラックスして食べます。
ドイツ人のインストラクターで若いトーマスって奴は、いつも冗談を言いながらドイツ人達を大笑いさせてますが、我々にはチンプンカンプン、付き添いの通訳の方は、ドイツ北の方に住んでいらしたので、バーテンブルテンベルグ州やもっと南のオーストリに近い彼らの方言は、仲間どうしのリラックス会話になると20年ドイツに住んでたその日本人の通訳の方も、しっかり聞いてないと解らんそうです。
丁度、鹿児島のおばあちゃんか、青森のおじいちゃんたちが話してるようで、、。

しかし、このトーマスって奴は、本当にサービス精神旺盛で、わい談を混ぜて、ドイツ人のお客達を終始笑わせてました、、、。
こんな時会話内容が解ればと、海外での講習は悔やむところです。

で、3時の休憩もすんで、初日最終の講習は、S字の続く複合コーナーを約1Kmくらいの周回路です。
もう、ステアリングは、絶えずクルリンコと左右にフルロックで回してます。
戻しは、もちろん手を離して自然に任せ、、。路面は6台が常時走りますのでコナーは、全てアイスリンク状態!
アクセルとステアリング操作のタイミングが合わず、悪戦苦闘、、、。
あのD1グランプリを右に左にドリフトしてるドライバーを本当に尊敬しますです!

本日は、夕方、5時に切り上げてホテルに帰ります。
工場横のタンクローリから全車ガスを給油します。
あんな2速、3速の走りでガスはエンプティーになります。
凄く燃費悪い運転であります。

本日、コースアウト3回、全て救助用のカイエンターボに出動してもらい、コース脇の雪壁から引っ張り出してもらいます。
コース上でのスピンは数知れずです!帰路は、クタクタの体に鞭打って、、、。
周囲の樹氷軍がきれいなのですが、、、。
つづく。