この度のスーチャーKIT(何べんも言いますが、略語でやんす)は、自分のいままでのSC車(どんどん略す!)のイメージを根底から覆すほどの別物だと断言できます。 別に弊社の商品だからと言うことではなく、デザイン(ここでは、性能、味付けを含む、)された方のセンスが良いということでしょうね!!!
と、人事のように言いますのは自分のセンスが今時、古い、ドンくさい、ダサい、他に無いか、、、などと、言われても反論できないくらいなショックも含まれてるからです。まあ、井の中の蛙か、、、。他人の製作物なので、、。
もちろん、最近のトムスさんのトヨタ系4Lクラスの後付けSCKITとかブリッツさん(自分達が開発したのを含め)のSCKIT,そしてその他の小倉製SC本体を取り付けたKITの試乗をした結果をベースでの意見ですが、、、。
要は、どの回転域を使い、トルクを出し、加速のイメージをどのように味付けするかという基本が、自分のイメージではSCは、こうだ!と決め付けていたということでしょうか、、。
もちろん、ポルシェのように4L近い、排気量があるとトルクアップによる加速感は、2Lクラスなどのエンジンに比べ、比較する方が酷ですが、、、。
などと、生意気なことを自分はぬかしてますが、他人の新しいデザインで賞賛してるのですから、まだまだ余裕か、????
で、これから各パーツの個別説明をツルタなりにしていきたいと思います。
私見ですから、かなり誤解を生ずる部分出ますがブログです、ツルタの独り言なのでご容赦ください。
絵は、スーパーチャージャー本体です。
メーカー名、”VORTECH”ボーテックと呼びます。
基本設計は、別にあるんでしょうがネームプレートに”ボーテック専用特別設計”とうたってあり、アルミケーシングの砂型の出来具合からアメリカ国内の製造でしょうか??と、不安げな説明をしているのは、今回その製造元の会社アメリカには、自分は行ってませんので、そのような突っ込んだ説明を弊社伊藤が質問しなかった、そう、サボッてたといっても過言ではありません!なら、自分で行けって???
で、自分で本体の各寸法をいい加減に測定しまして判断してます。
排気型ターボチャージャーと基本的には同形のタービンフィンを同軸上の反対側で直径98mmのリブドプーリー(要は、ファンベルトなどに使う、プーリー)を使用して、エンジンクランクのプーリーからそのリブドベルト(プーリー面がギザギザにしてあってベルトとの接触面をかせいでるヤツ)を介して、駆動します。
SC本体には、あと小倉製などのトムスさんやブリッツさんなどが使用してる2枚の断面がマユ型のタイプ(詳しくは、小倉さんのホームページで、、)や、よく似た物でベンツAMGが使用してるIHI製(石川島播磨)リショルム式といいますが、マユ型の物に比べ、より高圧な気体を圧送できる物もあります。
プーリーからスパーギヤ(要は、ミッションのギヤみたいな)を介して増速させ、約3倍の速さの回転数でタービンフィンを回します。
フィンの入り口径は約75mmあります。
フィンは、ダブル羽の8枚羽でポルシェカレラSの最高回転数6,700RPMとすると訳3倍ですから20,000回転くらいで、想像するに軸受けは普通のメタル軸受けでエンジンオイルで強制潤滑してますから25,000回転くらいは持つかも、、、。
これが、ターボチャージャーなどでは、フルフローティングで約130,000RPM,ホンダF1や、フェラーリF40の対策品(この話をすると、またツルタは得意げに1Wはブログが続けれる)、カイエンターボ、もちろんスバルインプレッサなどは、又出てくるIHI 製ですが、、、。
SCの容量は、その風量で決まります立米(㎥)”リュウベイとかリッポウメートルとかいう1m四方の体積を表しますが、フィンの断面形状や底辺、上辺(入り口形)の寸法と羽の枚数、回転数で大体の風量が計算でき、それでエンジン出力も予想できますので、その辺の経験値も含め、サイズを決めていくので寸。
今回は、濃い話だのう!!! 自分に酔う!!!!
SC本体の大きさは、大体ちょっけい300mmくらいのでかい物で、これがターボなどと比較すると三菱さんのTD08,HKSさんのT51クラスで、俗に1,000PSクラスの物と同サイズでしょうか、、、。
このタービン型は、メリットしてマユ型SCがインテークマニホールドを専用に製作しなければ装着不可ですが、ターボ同様、取り付け位置に自由度が多くあり、狭い911系のエンジンルームには最適であります。
10年くらい前には、やはりセトニ-社というところのSCKITがポルシェ用に発売されてました。
現在では、ルーフ社も同形のものを使用してますし、最近ではゴルフTDIで使用してますよね!
つづく。