ニュル、そしてルマン
ニュルブルクリンク24Hは、今年は270台がエントリー220台が出走しました。
ニュルのネットを見られればレースリザルトと参加車種が解りますが色々出ています。
今年は、地元に大工場をおったてたマンタイ、レーシングのスペシャルGT3が初の総合優勝を勝取りました。またまた、チューニング等の仕事が忙しくなるでしょう。
社長のオラフ、マンタイ氏はその敷地5,000坪はあろうかという工場&ショールームの2階に家族で住んでおられます。
自分がたまたま昨年のある日曜日に寄ったら、会社はもちろんお休みでしたが、どなたかお客らしき方とその車両GT3の調子が悪いのか、呼び出されその真ん中の野球場くらいあろうかの駐車上でなんかやってました。そのあとで自分のレンタカーをサーキットまえの公道でぶち抜かれました。社長みずからテスト走行(私も夜な夜なテストしてますが、お客さまの車両チェックで、、)してました。なんだか商売はみなさん大変なんです!
年中働きずめです、、、。
そして、今年もドイツ人の友人である女性ドライバー、ミス、クラウディア、ヒュートゲンは、BMW120d(これはディーゼルか、、、)で出場し、総合5位に入っておりました。たいしたもんです、彼女はもちろん、ルマン、デイトナとご一緒したんですが、10代の時、ドイツ国内のレーシングカートの何やらチャンピョンになっているすごい人です。
前回はワークスM3出場してました。ふだんはとても可愛くボーイッシュな方です。
ほんでもって自分は日本で一心不乱に働いておりましたら、日曜日の昼頃携帯に電話あり、“今どこですか、、、。”なんて、、、。 “もちろん、豊田だがや、、”
“今、ニュルに来てるんですけど、すごい迫力ですよ、、!ご親切に連絡ありました。
元気であります、自分以外の人が、、、、。
そして、フランスでは、ルマン24Hレースが同日日に開催されました。
もちろんこちらにも行ってませんが、今回タイサンさんが参戦され途中いいとこまでいきましたが、残念でした。ザイケル、ティーム(このザイケルおじさんともスズカ1000Kmでご一緒した方で、技術屋けん、職人なバリバリのドイツ人です)は、終盤までLMGT2クラス(GT3やF430と一緒、日本のGT300クラスですが、エンジン馬力は400PSオーバー)でトップ争いをしてましたが、リザルトでは2位でした。ムルシエの則武ティームは、なんとか完走です。すごいことです。ランボで初出場、結果は見事完走、運もあったでしょうが強運の持ち主ですね。
96年ころBPRシリーズ時代、日本のスズカ1000Kmレースで私どもと一緒に参戦したイタリア準ワークスのシュトランデルティームのF40、オーナードライバーのデラノーチェ氏と助っ人のアンデー、オルフソン氏(この方も当時ニッサンワークスの一人でCカーをドライブしてました速くてクレバーなプロフェッショナルレーシングドライバーでした、たしか北欧の方です)は、僕らと同じようにその年、そして翌年とルマンに参戦されてましたが、何がしかのトラブルで途中で消えてゆかれました。
そのときの第3ドライバーは、大田哲也さんでした。
総合優勝は、アウディのR10 ディーゼルターボではルマン史上初の快挙のオマケ付きで、、。
このティームは、ヨーストおじさんといって私の又お知り合いですが、確かこのおじさんもルマンではポルシェで優勝してます。
試合巧者で、このおじさんが請け負うと必ず優勝するのです。もちろん生粋のドイツ人であります。
See You Next Week!!!!!!!