180SXです、外観は、、!!
エンジンルームには、何とトヨタ 1JZ-GTエンジン
が、鎮座してます、、。
アイコードの仕事でなく、他のショップさんで施工されま
したが、オーナーさんは、アイコードのご近所さん。
今回、突然、ブースト圧がゼロ近くまで落ちた!と、、。
で、アイコードの優しいおにいさん?!ツルタが、”じゃ、
見てあげよう!”と、、。
本来なら、となりの町のショップさん(施工された)で、
点検してもらえばよいのですが、○○の理由で、ちょっと
見れないとか、、。
その前に、改造車は、入庫ご遠慮願います!なのですが、
この車両は、公認改造申請をしてまして、ちゃんと車検証
が、ありますので、断る理由がありませんです!
ということで、2柱リフトで上げて、下回りを点検。
”異常無し、外観上は、、!”
オーナーさんも、一緒に見ていただきましたが、、。
排気系も、変形、ガス漏れも無く、至って問題無し!
エンジンルーム内も、外観上変化無し。
エンジン音も正常、、。
ということは、過去の1JZーGTエンジンをチューン
するとしばしば、起こった症状があります。
当時、このエンジンは2,5L ストレート6の
トヨタ自動車を代表するもので、初期のころは、ツインターボ
と、ターボを2基掛けでした。
アリスト JZS161などは、2JZ-GTエンジンで、
3Lと、トヨタとしてはフラッグシップでした。
ツインターボは、シーケンシャルターボ仕様で、低回転から
過給が始まり、チューニング屋の皆さんは、7MGT時代
から、大変儲けさせていただいてる、、。
今回の1JZ-GTエンジンは、後期モデルで、シングル
ターボ、そして、排気タービンが、何とトヨタ自動車さんの
お家芸”性能を維持して、コストを下げろ!”
このお言葉に、何千人に技術者が、死ぬ気で開発、そして、
敗者は、ウツに、、。
ま、そんなことは、どうでもいいですが、本題に戻ると、
ターボ自体が、進化して、ツインターボ→シングルターボ。
尚且つ、排気側タービンをセラミックスで成形されました。
金属製シャフトとは、溶着で、、。
多分、特許であったと、、。
コストは、そう、かなり下がったのであります。
しかし、アタシら、チューニング屋と名乗る、アウトローは、
何も知らず、開発者、製作者の努力も関係無しに、いじり
まくるのであります。
その結果、設計強度限界を超えて、排気タービンが、跡形も
無く、エクゾーストハウジング内で、バラバラに砕け散ったので
あります。
そう、ブースト圧を目いっぱいに、上げた為に、、。
ということで、元に戻って、このエンジンは、その後期型の
シングルターボエンジンであります。
ブースト圧ゼロになった、原因が、ターボ本体ではなかろうかと、。
オーナーさんも、そのことについては、ご存じらしく、
”そうですか、じゃ、それしか考えられないですね!”と、、。
以上、点検結果の報告でした!
つづく。