絵は、フロントチェーンカバーとカムカバーを外したところです。
カムシャフトは、燃料直噴用の長方形の箱が後方に付いてるのが見えます。
これは機械式に燃料圧力を上げる為のポンプ用大きな楕円カムが付いてます。
画期的なことは、お気付きのとうりカムシャフト駆動がドイツ車両のようにコックドベルトからチェーン駆動方式に変わったことです。
これで、10万キロ走行時のタイミングベルト交換という煩わしさから開放されます。
動弁系(インテークバルブ&エキゾーストバルブ)の動作方式は、ローラーロッカー式です。
これは、バルブを直接上下動させる直打方式に比べ、バルブリフターというバルブの上に被せるキャップの様な物が省かれ、これのリフターとガイドとの摩擦が解消されるため、ストレスは少なくなり、軽量にもなるのです。
最近のトレンドであります。
まあ、エンジンの特性など説明しだしますと作文の量が増えますので省力します。
何度も言いますが、兎に角5リッターという大排気量をよく採用されたということです。矢口さん以下、エンジニアの意地でしょうが、、。
ターボエンジンの方がコスト高になるということも大きな要因でしょうが、、、。
トヨタさんの中で新たにターボエンジンを作ることが現状では99%不可能でしょうから、、。
しかし、これからは必ずまたターボエンジンが再来すると自分は信じてます。
ドイツ車両などは、すでにターボ車両が復活しております。
また、ディーゼルターボエンジンは、すでにヨーロッパでは主流ですし、セアトTDI(ターボディーゼル)は、WTCCで常勝ティームになりました。
BMW318を出し抜いて、、、。あー、ターボの話をすると又長くなります、、。
つづく。