IS-F用チタニウム製EXマフラーは、試作が出来上がり、音量測定やこもり音、取り付け位置、テールピースとのバランス、中間ストレートパイプも装着しての音量測定など、テストをこなしております。
詳細は後ほど詳しく報告出来ると思いますが、今はテストに専念しております。
チタニウムは、排気抵抗(排気圧力)を無くする為に菅径を極力大きくしております。しかし、その分音量も大きくなるのですが、ステン材に比べ共鳴しにくいので音量は、現状テスト品の80パイ、70パイでノーマルマフラーと同等に抑えることが出来ました。
弊社4人が一斉にノーマルとの聞き比べをしたのですが、自分以外は、かなり大きくなたと感じたようですが、実際は、、、、。
これがチタニウムの魅力であります。
自慢話になりますが、自分がチタニウム製EXマフラーを製作したのは、アイメック設立当初の1991年にホンダNSX(まだ国内発売されず、北米まで行ってレフトハンドルを個人輸入しました)に国内で初のチタニウム製EXマフラーを発売しました。
これは、当時オプション誌にて谷田部高速試験場で最高速テストをしました。
というとで、その後ポルシェ964、993シリーズのチタニウムマフラーは、手作りで1台60万円の高額な定価でしたが、お蔭様で良く売れました。
但し、当初は、パイプ形状は無く、全て板材からパイプ状に丸め、蓋をして20気圧の水圧を掛け、パイプを真円にしてから砂を積めて焼き曲げしたものです。
そして、最近は、当時の純チタン材から耐熱合金材が開発され、それでポルシェGT2は、純正でチタニウムEXマフラーを発表したのですが、その材料が日本国内でも入手可能になりましたので、IS-Fに採用した次第です。
つづく。