ポルシェのお話が続きます。
昨年暮れからオーバーホールしてますレーシングカーGT2EVOのエンジンの組み付けが大詰めを迎えてます。
絵は、バルブクリアランスをパット(シムとも言います)をロッカーアムとバルブの間に入れてバルブクリアランスを調整してるところです。
今回、バルブ、バルブシートも全て交換の為、新たにパットを製作しました。
ポルシェに注文したら(今回クランクケースも捩れてた為、ドイツオーダーしたのですが、その納期といったら、、おかげにピストンクーラーも加工穴が無かった為、
大幅に遅れましたので)どうなるか分かりませんので、国内で製作しました。
通常のM64エンジンは、ローッカーアームに調整ネジが付いてまして、簡単に”タペット調整”が可能ですが、このエンジンはレース用で少しでもロッカーアッムを軽くして8,000RPMまで回せるよう、軽量化してます。
其のため、タペットのクリアランス調整の為に、パットを用います。
直打式(4バルブエンジンなど)では、当たり前の仕様ですが、、。
もう1年以上経過してます。クリスマスまでには納車したいです!!!
無理かな、、、。
オーナーの方、すみませんです。これがレストアの難しいところで、、。
言い訳してます。
まあ、生沢さんの910など25年以上かかってしまったんですから、、。
又、言い訳!つづく。