de11d687.JPGポルシェカレラ10の続きをお話します。
その友人、Y氏はひょんなことからこの910がアメリカに渡ると聞いて、その持ち主にアメリカに売っぱらうなら、オレが買う!ということで危うく海外流失を免れたのです。
日本人にとって、いやポルシェファンにとっては涙もののうれしいお話でした。それで、其の後、彼は趣味の範囲でサーキット走行を楽しみ、ノバさんでレストアに入ったんだそうです。
また其の後、今度は、イタリアに送り込み徹底的にエンジンからレストアして、今日に至ったんですが、彼は、ミッレミリアに出場したく排気系の小改造しました。
其の時点、今から4年くらい前でしょうか、そこで自分が突然現れ、その910を売ってくれとバカなことしました。

結局、もう一人のオーナー(この辺は、カーマガジンさん等でお読みください)さんがダメだしを出し、海外流失は、又、免れました。

この車両は、シャーシナンバー13で最後のワークスカーでした。
ヨーロッパで1度、レースに参戦した後、日本に渡りタキレーシングの滝進太郎さんがミツワ経由で購入されました。
あとは、色々な本でお勉強してください。

現在は、大阪ELGさんとこ蓮池さんがメンテナンスされてまして、完璧な状態でモテギに持ってこられてました。
排気系も蓮池さんがオリジナルどうり、その当時の出口を再現しておられました。

自分は、途中で一度見てますのでそんなに感動はありませんでしたが、今回生沢さんが乗られることになって、いざ目の前で見てますとやはり、絵になりますです。
目で見ていても、カメラを通してファインダーを覗いていてもカッコよかったです。
何枚撮っても撮り足りないくらい美しかったです、、、。
カメラ小僧の気持ちが少し分かった様な、、。意味違うか、、。

絵は、日本の名レース100戦のNO,40に其の当時の1968年日本グランプリのレース終了後のワンシーンです。
つづく。