6da79d43.JPGIS-F 黒鶴は、サーキットアタック用に再々バネ交換やショックの設定変更、ブレーキチューニング等もっぱら足をいじっております。
タイヤもハイグリップ(といっても現在1種類しかありませんが)に交換、欲かいてタイムアップを狙おうとしてます。

結論から言いますと、やはり最初に設定した数値がプロのドライバーの好みに合いそうです。
皆さん、ご存知と思いますがF1を筆頭にサーキットで何をお仕事してるかというとそのサーキットにあったドライバー好みのサスセッティングとエアロセッティングです。
エンジン、ミッション、デフのロック率など過去のデーターなど膨大にありますので、タイヤに優しく、尚且つドライバーの好みにあったその週末用の調整をやって本番を迎えるのです。

黒鶴の場合、エアロは、UFS装着以外何も付加してませんので、今は、バネ、ショックをなぶり倒すしかありません(名古屋弁で)。
しかし、それ以上に大きなタイムアップ要因は、どこかのプロドライバーに試乗していただく場合、その人の好みをよく知ってから出ないと”ノーマルの方が良いんじゃない?”などと、ズバっと言われてしまいます。

過去に自分も経験ありますので、、、。
で、基本はベリィーソフトなのです。
コーナリング時にフルバンプしてからの挙動を掴みたい彼らは、俺たちチューニング屋が好むハードセッティングだと、ショックがどのくらいでフルバンプするのか分からないとそりゃー不安でしょうがありません。

自分が、逆の立場だとやはりそう思いますから、、、。
また、IS-Fも含め、一般の車両のサスメンバーを含むゴムブッシュは、柔らかく表現悪いですが、グニャグニャといってよいでしょう。
ですから、バネ、ショックだけハードにしてもサスアームやメンバーが動けば何にもなりませんのです。

現在、トムスさんより発売されますシャシー用強化ブレース等を装着されることをお薦めします。
現段階では、まだ黒鶴はテスト中の為装着してませんが、何れは装着したいと思います。
ハイグリップタイヤ、鍛造アルミホイール、アイコードサスKIT,そして剛性の上がったゴアボディ、、、。しかし、その繋ぎとなるブッシュが柔らかいと、、、。

音に敏感なIS-F首脳陣が不快な音を消す為にこのブッシュに細工をしないわけはありません。自分でもそうしますから、、。

GTサルーンカーにメカニカルな騒音は、特にレクサスには許されるとは思えませんから、、。
チューニング屋もノーテンキながら工夫してますです。
つづく。