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題名; 奇妙な死体のとんでもない事情

著者  巽信二さん  2020年1月5日 初版発行
発行所 株式会社 河出書房新社

シグマ(現サード)の昭和50年初頭からのお客さまです。
当時は、まだ、近畿大学医学部の学生さん。
マツダ SA22C RX7ターボに乗っていました。
それからのお付き合いですが、昭和60年過ぎには、アタシが
東京、調布にブリッツのアンテナショップを開設、夫婦共々
調布に赴任して、そこで長女が生まれ、巽先生が当時、学会の
発表かなんかで、東京出張中、調布のアパートに泊まって
いただき、3人の子供を遊んでいただいた思い出もあります。

とまあ、なれそめはこのくらいにしておき、今回、巽先生が
ご本を出版する際に、少しアタシが、協力した(結果はダメ)
経過を説明します(大きなお世話ですが、言いたい!)。

巽先生が、数年前、なにかの拍子に、”自分の本が出したい!”
ということになり、曲がりなりにも、自分の本を出版した
アタシが、よせばいいのに、”経験者ですから、自費出版の
本の製作出来るヤツを紹介します!”ということから、始まり
ました。

で、東京在住で、アタシの”本”を製作した”M氏”を紹介!
(注 ; ポルシェの本、、、。)
大阪に出張させ、先生と対談して、本出版の原稿内容を
打ち合わせました、、。
ところが、半年経過して、急にそのM氏と音信が普通になり、
連絡が取れなくなりました。
ほうぼう手を尽くし、M氏の友人、知人に捜させましたが、。
結局、現在も、M氏とは連絡が取れてません。

で、巽先生にも、連絡をしてなかった昨年の秋の、M氏の
不在も含め、連絡しましたら、”うん、どうも、連絡ない、
しかし、他の方法で、本を出すことが可能になった!”と、、。
申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、さすが、、、。
ということで、途中経過は、知りませんが、今回、初版本の
発売と相成ったのであります。

内容は、それはもう、皆さん、購入して読んで頂ければ、
一目瞭然、法医学、監察医の凄さが分かります。
巽先生が、何時も仰ってましたが、監察医は、だれも
なりたがらない分野で、日本では、現在、全く足りてない
状態だそうです。
また、解剖には、行政解剖と、司法解剖とに大別され、法的に
厳しく分けられてるそうです。
司法解剖は、事件性があるご遺体に対し、行われるとか、、。
色々大変なことが想像出来ます。

そのような事案を一つ、一つ、もの言わないご遺体から、
体の表面、そして内容物の状態から、まとめの報告書、
検案書を作成するのだそうです。

裁判にもなる、重要な決定事項を理論立てて、証明しなければ
なりません。
アタシらは、自動車のチューニングもさることながら、最近は
原因不明の不調を訴えるオーナーさんから、愛車を預かり、
原因究明し、修理して、正常に戻すことを生業としてますが、
ま、レベルは、断然低いですが、共鳴する部分が多いです。

豊田市の精文館という、大きな本屋さんで先日購入しました。

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平済みではありませんが、4冊、買い占めました!
ご興味ある方、どうぞ、ご予約し、ご購読ください。
決して損はしません。
アタシは、読んでいて、涙が止まらなくなりました。
やはり、事実は、小説より、奇なり!です。

このような、素晴らしい方が、今後多くの後輩を育てられ、
もっと、世の中に役立つことを希望します。
アタシも、微力ながら、邪魔しないよう、応援致します!

自慢 ; 先程、アタシの元に、届きました!

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つづく。