991GT2]マグ

991GT2RS用ヴァイザッハ仕様の純正
マグネシウム鍛造ホイールです。

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こちらは、マンタイ製マグネシウム鍛造ホイールです。

7本スポークから枝分かれした、最近の人気あるデザインは、
殆ど同一ですが、目視で判別出来るのは、外周のリムに
センターからのスポークがリム外周まで、伸びてるのが
純正のデザインです。
マンタイ製は、リムの内側で止まってます。

ポルシェ社から注文を受けた純正品のマグ鍛
ホイールは、BBSジャパンで完成品で納品します。
マンタイ製マグ鍛は、BBSジャパンで半完成品と
して、BBSモータースポーツ(ドイツ国内)に、
納品、ドイツ国内で完成品とされます。

現在、991GT2RSは、正確には分かりませんが、
約2,000台が製造されてるようで、これ以上は、
ラインの都合上992の製造の為、生産終了かと、、。

発表当時約500台ということで、尚且つ発表と同時に
完売したとか、、、。

で、このBBS製マグ鍛ホイールですが、注文された
オーナーさん達は、それはお金には不自由されてない方が
多いです。
ヴァイザッハ仕様なるカーボンルーフなど、特別仕様と
なれば、”それも付けといて!”となるのは、必定!!

ポルシェ社の予想を上回り、殆どがヴァイザッハ仕様と
なれば、2,000台分のマグ鍛ホイールが必要と
なってきます。
これも、ポルシェ社が、当初BBSジャパンに製造依頼
された数を大幅に上回ったことで、問題が発生!

ご存知でしょうが、BBSジャパンの製造部は富山県
高岡市にありますが、9,000トンプレス、8,000
トンプレス、そして、7,500トンプレス(もっと
6,000なども)とありますが、
8,000トン以上でないと、18インチ以上の鍛造は
難しいのです。
尚且つ、マグネシウムは、合金にしてますが、加工時に
発火する危険な材料で、加工にアルミ以上の時間が掛かり
ます。
アタシは、何度も工場訪問してるので、、。
2,000年当時、BBSさんで、国内初のポルシェ用
マグネシウム鍛造ホイールをアイメック時代、専売させて
頂きました。
18インチでした。

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当時、1本20万円くらいで販売!
大反響で、数百本販売出来ました。
その当時、ニュルブルクリンクのスクールなど良く、
通っておりまして、マンタイ氏とも、何度かお会いして
ますが、そのマグ鍛ホイールをお見せしました。
当時は、F1など自動車レース専用では、フェラーリを
始め、納品されてましたが、一般市販品としては、テスト
としてアイメックなど、国内でしか販売しておりません
でした。
マンタイ氏は、丹念に眺めておられました。
その後、ドイツにも納品されたのです!
マンタイオリジナルデザインで、、。

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このころなんて、恐いものなし!
アイメック時代、取材で集まって頂きましたが、当時993
GT2など、いっぱいご来店されました、、。

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これは、2015年くらいのゲンロク誌ですが、993
ターボなども、当時600万円くらい出せば、程度良い
車両が、、などと、脱線!

ということで、現在、ヴァイザッハ仕様で注文された
車輛の納車に、マグ鍛ホイールが間に合わないトラブルが
出ております。

日本国内でも、ガサネタで、マグホイールが原因不明で
割れたなどと、、、。
それで、製造が止まり、納品が出来ない、、!

BBSジャパンさんに、お聞きしましたが、そのような
トラブルは一切、ポルシェ社からは、無く、計画通り
納品してますが、当初予定の生産数から、追加注文が
きており、それの対応に追われてるそうです。

ここで、製造の過程を説明しましと、プレスが数基しか
無い状態で、世界中のカーメーカーさんからのOEM,
そして、アフターパーツ界と、数十万本の年間生産で、
その一部として、約8,000本、991GT2RS
専用のそれも、20,21インチと2種類を生産するには、
余りに、納期が、、。
現在、高岡市のBBS製造工場では、3交代という23時間
フル体制で、生産されてるそうです。
表現が悪いですが、的確なので、、。

ホイール生産は、まるで手焼きのせんべいを一枚一枚づつ、
手作りしてると想像してください。
それくらい、加工工程が多く、また、精度が要求されます。

私設BBSジャパン応援団のツルタが、余計なお節介を
通り越して、ポルシェ991GT2RS用純正マグ鍛ホイール
の現状を分かりやすく、ご説明した次第であります。

つづく。