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C63
にOS技研製LSD TCDタイプを組み付けた
ところです。

デフケース下に、アルミの冷却フィンが付いています。
アウトバーンなど、200km以上の速度で、彼らは、
燃料タンクがカラになるまで走り、またパーキングで
燃料給油して、またぶっ飛ばします。
それが日常的に、、。

デフオイルは、エンジンオイル以上に高温になります。
ひどい時は、150℃くらいに、、。

ちなみに、トヨタ車も20年くらい前、ヨーロッパ輸出
仕様は、デフクーラー(フィン)とエンジンオイルクーラーは、
標準装備でした、、。

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Cクラスのリヤの足回りです。

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これは、トヨタの2Lクラスのリヤの足回りです。

ベンツによく似てきました。
もちろん、乗り心地はも大変良くなりました。

リヤバネは、ショックの分離され、社外サスKITを
組もうとすると、もう大変です。
必ず、ロアアームは外さないと、、。

しかし、ベンツは、結構簡単に足回りがばらせます!
この辺も、考えて欲しいな!!
これは、トヨタ開発の方や、トヨタディーラーの社員の
方も、同意見です、、。

まあ、そんなの開発技術者にはあまり関係無い!の一言
ですが、、。

ルマン24Hでも、途中クラッシュすることを想定の上、
数年間のアウディー車は、少々派手にクラッシュしても、
数十分で、ピットに戻りさえすれば、完璧に修理され
ピットアウトして、レース復帰しました、、。

今年のルマンでは、ポルシェも最初からトラブルを抱え、
トヨタ圧勝と思われたのが、今度は、トヨタも想定外の
8号車のデフトラブルで、大きく後退、、。

7号車は、他のドライバーの変な指示?で、クラッチトラブル!
9号車は、ピット前の追い越しで、斜行して後続車に追突され、
アホか、、。

オイラがニュルのVLNの4時間耐久で、あるコーナーで
インを締めて、後続車が横ッパラを追突したのとおんなじ!
そう、経験不足でありますネ!
アタシは、運転変わった1周目で、そう、そのコーナー
手前で、後ろ見んかったのじゃ!
そしたら、ベンツSLSが、行きば失って、、。
未だに夢に出て来るぜ!などと、、。
威張るほどの事では、、。

結果論ですが、ポルシェも、1号車はリタイヤし、トラブルの
2号車は、昨年同様、棚ぼたの、、。

自滅したトヨタ陣営さんは、そりゃもう、猛反省で、原因
究明と、今後の対策であります。
昨年同様(よく出る)、担当者さんは、開発とはあまり
関係ない(いやあるかも)事案も想定しなければなりません。
宇宙へロケットを飛ばすくらい、大変と思います。

勝者と敗者の関係は、実にシンプルで、1秒でも速く
相手より先にゴールすれば良いわけです。

昔、ジャッキーイクスは、1969年フォードGT40で、
ルマンに参戦。
当時は、車両の置いてある反対側から、全員スタートの合図で
走って車両に乗り、急いでスタートする方式でした。

彼は、歩くくらいの速さで車両に乗り、殆ど最後尾からスタート!
結果、総合優勝しました。
レースに勝つことを良く知ってるから、こうなるのか、、。
また、ポルシェ時代は、イギリス人ドライバー、デレック、ベル氏
と組んで、ルマンを何度も組んで優勝したりしてます、、。
阿吽の呼吸の相棒が必ず、必要です。
スタードライバー同士では、いけません。
この辺も、トヨタさんは、百も承知でしょうが、、。

最近は、そんな悠長なことは出来ませんが、それでも車両の
完璧さと、コンビを組むドライバーは、耐久レースでは、
大変重要であります。

アクセル&ブレーキ、そして減速の仕方で、ブレーキパッドの
減り具合を最小限にするとか、ギヤのシフトアップを丁寧に
するとか(現在は、パドルなので)、速く走る以外に、マシンを
労わる、異変を感じ取る、タイヤを、、。
そして、追い抜くやコーナーの入口、出口の抜け方など、速くて
丁寧さが求められます。
もちろん、テレメトリーシステムで、車両の状態は、ピットでは
担当者が情報を知り、指示を出すのですが、今回のデフ
トラブルは、、。
ヒューマンエラーを防ぐには、経験がものを言います!

ポルシェが数年先には、撤退するなど、不穏な空気のルマンです。
それまでに、何とか、、。

しかし、24時間は、長いであります、、。

昔、ニュルブルクリングで、マラトン、デラ、ルートなる
84時間(三日半)の超耐久レースで、プレストロータリーで
今は亡き片山義美さんが、参加されましたが、、。

しかし、一回くらい総合優勝したくらいでは、今時、あんまり
ファンの方は、喜びません。

29連勝ではありませんが、せめて連続優勝を、、。
などと、ノーテンキツルタの言いたい放題であります!

つづく。