ISFに
チタニウム製たこ足を組み付け、耐熱バンドを巻き付け
てるところです。
これらは、たこ足の排気熱で侵されないよう耐熱マットで
周辺部品を保護する為、加工してます。
スパークプラグは、NGK製レーシングの7番です。
一般市販品は、HKS社から販売されてます。
5L V8エンジンは、ISFの当時は420PS程度で低く
抑えられてました。
RCFになって、大幅にパワーアップされ470PSと、、。
絵の手前のスロットルは、RCF用でスロットル内径が5mm
オーバーサイズになっています。
これら、インテークマニなどRCF用をISFに移植すれば、
などと安易にかんがえていましたが、何と移植するには、
スロットル、インテークマニ以外に、インジェクター、デリバリー
ホースなど、殆どの吸気系部品を交換しなければならず、
尚且つECUセッティングも必要なので、耐費用効果を
考えると、、。
純正のEXマニ(たこ足と言えない)は、見てのとうり、違う
表現すれば、ファークリフトのエキマニみたいに、マニホールド
とは言い難い形状してます。
この排気抵抗ですと、低速トルク重視などと、、。
これが、RCF世になると形状が少し変わりまして、尚且つ
排気管径も少し太くなっています。
が、排気干渉として良いですが、排気効率としては、スポーツ
カーなどとは、決して言えない物が採用されてると、、。
全ては、エンジンルームのスペースの無さが大きな要因です。
ベンツなども、苦しい排気の取り回しですが、BMなどは
これがたこ足の基本形だ!と言わせる取り回しをしてます。
何せ、アイコード製たこ足に変更することで、燃調すると
60PSもアップするのは、やはり異常を言えます、。
さぞかし、エンジン屋さんは悔しく、歯ぎしりしながらこの
ようなデザインにせざるを得なかったでしょう。
限られたスペースといっても、ISF,RCF,GSFは、無茶苦茶
です。
ハイパワー&クリーンガスのエンジンは、相反する項目で
ありますが、それにミニマムスペースで箱庭のような
状況に、ビッグエンジン&EXシステムなどと、、。
まさに芸術品であります、、、。
つづく。