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環境省は、京都議定書に基づき、2010年の
時点で、バイオエタノール大量供給体制の整備と
して、E10を確立しています。

E10とは、現在の化石燃料に10%の割合でエタノール
つまり、アルコールを混合することにより、Co2排出量を
抑える燃料を示します。
ガソリン系です。
ディーゼル系は、メタノールで希釈しますが、、。

NOxは、国土交通省での管轄で、、。
皆さん、ご自分の範囲を管轄されてますので、、。

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これによる金属材料と有機材料への影響を
グラフに表してるのと、下側のグラフは、
エタノール混合ガソリン中の水分量がアルコール
濃度(E10など)を温度で比較してます。

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こちらは、左からエタノール混合ガソリンに故意に
水を与えてた場合のエタノールが水に相分離した
絵です。

長期不動の車両のガソリンタンクを、当時は満タンに
しておけば、結露などで水滴が発生しないと、自分たちは
思い続けていましたが、最近のE10ガソリンでは、そうでは
ないということを見せ付ける驚愕の絵です、、。

ましてや、最近の旧車ブームに水を指す様な、、。

兎に角、E10問題は、すでに2015年の現在、ガソリンを
給油したら、、。

毎日、使用してる車両はあまり気にせずとも、、。
しかし、長期保管してる車両など、問題が発生します。

今から、心の準備と対策を、、。

ま、年に一度くらい、ガスタンク無くなるくらい走行するか、
問答無用で、ガソリンを入れ替えるか、、。
はたまた、水分を吸収する処置を、、。
あの水抜き剤は、あまり効果無いと、、。

入れ替えるのが、今は一番かと、、。

アイコードも対策を考えます!

ちなみに、昔、矢田部最高速チェレンジに、アルコールを
燃料に混合して、エンジン保護と、パワーアップを兼ねる
魔法のお薬として使用してました。

気化熱といって、爆発燃焼温度が幾分下がるのです。
ノッキング対策です。

矢田部は、直線距離2箇所2km、バンク部分2箇所、2km
計8km、そこを全開で駆け抜けるのですが、時間にして
1周、4分以上は、過酷な状態が、、。
今は、既にE10ですから、エンジンにとっては、最高の
燃料なんですが、、!

つづく。