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エンジンを裏返して、オイル漏れ箇所を、、。

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両バンクシリンダーの隙間から、スルーボルトより
洩れたオイルが垂れ、絵のヒートエクスチェンジャーを
ベットリ濡らしますので、排気熱でオイルスモークが、、。

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タペットカバーパッキン周辺からもオイルが、、。
塗装が剥がれてます、、。
初期のカバーは、鋳物マグで腐食も進みます、。

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見難いですが、前面側のチャーンカバー周辺も
オイル漏れがあります。

これらが、空冷エンジンのオイル漏れ箇所の代表です。
これら以外にもありますが、エンジン内部が壊れていない
場合も多いので、旧型ミニみたいに、オイルが洩れるのは
オイルが入ってる証拠だと、変な理屈でそのまんま、
走行されても、大した問題には、、。

しかし、オイルスモークなど出てしまうと、心情的にはやはり
心配であります、、。
ツルタの悪魔の囁き(オーナーさんを思ってでありますが)に
動揺され、エンジンOHになるという寸法であります、、。

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この車両は、5速ミッション車ですが、クラッチ系は、
RS用シングルマスKITが組まれてます。

クラッチディスクは、外周が溝が擦り切れてるくらい、
使用されてまして、交換時期です。
フライホイール&クラッチカバーは、再使用可能ですが、
レリーズベアリングは、新品に交換したいです。

今回は、省エネOHです。
出来るだけケチったOHを進めます。
しかし、交換や、修理しなければならないところだけ、
重点に作業します。

つづく。