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ターボの6番シリンダーヘッドEXバルブの圧縮漏れは、
絵では、見難いですが、マイナスドライバーで指した
バルブシールの異常な変磨耗(幅が広い、右に対し)、

そして、EXバルブ側も、異常に広いシートとの接触面、、。

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原因の一つが、バルブガイドのガタです。

バルブを差込、ガタを手で確認すると、右のヘッドのバルブ方より、

大きいことが分かります。

何故にこのガイドだけが、大きく磨耗したのかは分かりませんが、
大体、純正バルブガイドは、7万キロも走行すれば、ガタが出てきます。
しかし、今回のように圧縮が洩れるくらいガタがでることは、初めて見ました。

ということで、シリンダヘッド全体のバルブ&バルブシート研磨、
バルブガイド総入れ替え、、。

問題のEXバルブは、新品交換でないと、ダメかも、、。
シート面を他のバルブ同様にカットするとバルブ径が小さくなり、
バルブシートと密着した時、バルブ面が沈みますが、その量が
多いと、他のシリンダヘッドと、圧縮圧が変わり、圧縮圧が
下がるので、揃える為に、他のEXバルブのシート面も多く削らないと、。
細かい作業ですが、このシリンダヘッド容積を揃える事は、
エンジン性能を上げることに繫がります。

ガイドは、りん青銅製のオリジナルを使用します。
耐久性は、純正の2倍以上です、、。
つづく。