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996ターボの
G96/50系
6速ミッションは、

アウターケースは、996GT2系と共通ですが、
厳密に言えば、LSDは、フランジ部分の厚みが
違いますし、GT2は、最初から水冷ミッションクーラー&
キヤダイレクトインジェクションで、各ギヤ、デフリングギヤを
強制冷却してます。

それを真似して、絵の水冷オイルクーラーシステムを流用して、
電動ポンプ(GT2は、内臓ギヤポンプ)で、ミッションケース内から
吸い、3速ギヤのシンクロ辺りとデフリングギヤに吹く付けます、

水冷で冷えたオイルを、、。

この車両が、サーキット走行により、パワーもトルクも増え、強烈な
パワーを3速辺りの一番使うギヤが油温の異常に上がったオイルで、
潤滑するも、欠けてしまいました、、。

これが最善の解決策かどうかは、レース結果が教えてくれるでしょう、、。

400万円以上捻出して、GT2の水冷オイルクーラー系を流用するには、
あまりに出費が多すぎます、、。

ミッション&デフのオイル温度管理は、一般車両ではあまり影響ありませんが、
レースの世界では、重要です。

エンジン不調、又はエンジン破損のトラブルより、ミッショントラブルで、ルマン24H
など、耐久レースでは壊れることは、大問題です。

1995年ルマン24hに、サードさんで出場した80スープラは、シーケンシャル
ミッションでしたが、12時間で壊れることが分かっていましたので、
20分で交換出切るよう、スペアのリヤセクションを用意、ドライバーの
不調を合図に、ピットインさせ、3人がかりで交換していました、、。

それくらい、エンジンの耐久性より、ミッションは問題が多かったのです。
レ-ス中にギヤが無くなる事は、よくあったのです、、。

生産車では、セリカGTで4WDの3SGTエンジン(ターボつき)、ST165という
初代から空冷ミッションクーラーとミッションインジェクションが付いてきました。
つづく。