左がノーマルデフです。
これを右のリミテッド、
スリップ、デフという左右の
ドライブシャフトを必要な時だけロック
させて、スタードダッッシュ、コーナリング、
直進安定性が増すのです。
但し、今までは設計がレース用の為、
耐久性が低く、ロック率といって常時左右の
ドライブシャフトのロックをしている機構の為、
曲り角など、低速域で内輪、外輪差で摩擦が生じ、パキパキを
など、不快でした。
OS技研製TCDタイプの4ピニオンLSDは、メッキ(ショー用に)部分の
本体が特許設計で、低速時に左右が離れる用バネで左右のクラッチ
ディスクから放すようにして、スムースな低速での左右差を解消してます。
初期物のIS-Fは、この大きな径の
デフ本体が入らないので、デフケースを一部
加工してます。
組み付けた、リングギヤ&ピニオンは、光明丹といって、
酸化鉛(鉛丹とも)の赤い粉をオイルで溶かして、ギヤの歯当たりを
確認します。
手で指してるのは、サイドべアリング上の加工など、特殊な作業を
要します。
つづく。