964CUPは、豊田の自宅を
早朝出発、、。
夜明けの新東名で強烈な朝日に
前が見えず(サンバイザー無し)、
急遽、パーキング場で、ガムテープ3枚を
並べてフロントウインドウ内側に貼り、
ツルタサンバイザーを製作、、。
FISCOは、11月の平日にもかかわらず、朝8時にいつも通りパドックを
借りようとしたら、Aパドックはすでに満杯、、!
初めてBパドック(1コーナーに近い)を借りて、、。
それくらい、一般のスポーツ走行にお見えになる方が多いと、、。
愛車964CUPは、今回、池沢氏の都合がどうしても合わず、
田中哲也氏にピンチヒッターを、、。
タイヤは、新品アドバンA050を純正993カレラ用17インチ、
フックス社製鍛造ホイールで、、。
田中氏の指示で、タイヤ空気圧を1,8kg(本当はもっと低くても)でスタート。
2周ほどタイヤを暖めてからタイムアタック、、。
といっても、今回の目的はタイムではなく、この車両の素性を確かめるべく、
試乗であるので、セッティングも一切変更なしのブッツケ本番で、、。
結果は、ゲンロク誌次号にて、、。
走行後の談義では、CUPの素性の素晴らしさ。何と言っても車重の
軽さは、現在の997CUPの操縦性にも匹敵する性能で、260PS
でも何ら遜色無く、そのRRの血脈が受け継がれてるのが分かる!と、。
現在の997GT3CUPが、そのハンドリングでシビヤさが出ていて、
その挙動を理解し、怖さを超えないとタイムが出ないそうです。
しかし、964CUPは、その当時、20年前にレースカーの中でも
トップクラスの性能で、しかもRR車両であるコーナリング性能の
不利さを感じながらも、他社以上の性能を発揮し、とても乗りやすい
ので、グリップも振り回しても楽しく走行出来ると、、。
まあ、話は尽きず、テスト走行&取材撮影30分に対し、レストラン
での談義は、あっという間に2時間を越えました、、。
近所のおば様の立ち話みたいに、次から次へと話題が出てきました。
それが、ポルシェ964の魅力でしょうか、、。
世界中のマニアが血眼になり、964RSなどを捜して、市場価格は
うなぎ上りであります。
すごい車両です!
つづく。