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引き続きエンジンプラグの
お話、、!

10年くらい、いやもっと前に、
某○ンソープラグをアイメック
時代の国産ターボエンジンを
チューンして、280PS ← 600PS
位にしたヤツが、試走中にエンジンが不調となり、
エンジンを開けてみますと、エンジンプラグの碍子が
一部欠損してました。
NGK製でセッティングしていたときは、何ともなかったのですが、
オーナーさんが、安売りで勝手に交換していました。

これが原因で、ピストン破損したのです。

で、原因追求ということで、プラグメーカーさんにお願いしましたが、
一般論の考察で突っ返されました。

そうこうすると、1年くらい経過して、ある全国展開のショップさんの
エンジンもサーキット走行中に結果は、碍子の欠損でこれも
ピストン破損していました。

それでやはり原因究明をお願いしたところ、前回と同じコピー
文章が返ってきました。

ということで、そのショップは一時某エンジンプラグを全国の全店から
撤去しました、、。

こんな経緯がありましたので、それからはアイコードになった現在まで、
一切このメーカーさんのプラグは使っておりませんでした。

最近、某プラグメーカーの社員の方がご来店、ポルシェの修理の
相談でした、、。

ジブンは、その事件のことをお話しましら、その事案は彼らには
知らされてなかったが、理解出来ると、、。

原因は、どうも中心電極の隙間の数値に問題があるということでした。
チューニングターボエンジンでは、NAエンジンに比べそれでなくとも
高圧縮爆発になるので、プラグの熱価だけでは対処出来なく、
電極隙間 通常1,1mm(最近の)を0,7mm近くまで狭くすることが
望まれると、、。

そういえば、そういうことだと今頃気がつきました。
ま、NGKさんは、その辺のノウハウが、、。

ということで、長年の疑惑が晴れたような気がしました。

これからは、ハイパワーエンジンの用いるエンジンプラグは、
電極隙間を点検調整するように、社内で確認しました。
つづく。