トヨタMR-2(SW20 3SGT)の2,2Lエンジン用フルカウンタークランクと
H断面鍛造コンロッドです。
熱処理されたクランクに特製コンロッドを仮組みしてるところです。
このKIT価格(2,2Lピストン&クランク)は、550,000円税別致しますが、
以前は70万円しましたので、お買い得になりました。
目標馬力は、400PS程度ですが、オーナーさんは2Lエンジンの時に350PSくらいでした。
アイコードでは、450PSくらいまでは、普通に出してましたが、オーナーさんの希望で
最高出力より低中速のトルクが欲しいのと、尚且つロングライフで良いということで、
また、エンジンもロングストロークになりましたので、高回転を無理してワパーを出さず
いこうということになりました。
このように、エンジン特性を考えて、エンジンパワー、トルク特性を生かしたチューニングが
求められ、それに答えることが良いチューナーだと思います。
闇雲にエンジンパワー、高回転タイプにしても、オーナーさんが使いこなさなければ宝の
持ち腐れ、、。
ポルシェも、自分が1970年代ルマン24Hレースや、1990年代962Cを日本のCカー時代に
嫌と言うほど見せ付けられましたが、耐久レースを知り尽くした性能と耐久力は、
一般車両にも通じてます。
乗りやすく、故障知らず、メンテナンスも容易で、結局は全てのコストも安くつく、、。
これが、ポルシェの真骨頂でしょう。
ことレース車両については、、。
ポルシェは、レース車両と市販車両の共通点が多いのには、トヨタ自動車さんも適いません。
なんせ、レース車両が量産車両のラインで製作され始めたのも、ポルシェ社が最初でしょう。
と話が横道にそれ、内容がポルシェの話になるのも、今に始まったことではありませんが、、。
つづく。