1974年昭和47年6月2日の富士グランドチャンピョンシリーズ第2戦で起きた事故について克明に解説した文芸春愁からの出版”炎上”を読みました。
この事故には、自分も当時フジスピードウェイにおりましたので、大変興味がありました。
内容は、淡々と表現してあります。
当時、自分は、学生で広島からレースがある度に、シグマオートモーティブ(現サード、先週、何年ぶりかの
スーパーGT総合優勝しました)に自費による手伝いをしてました。
シグマ開設以来、前年度73年に続き、ルマン24Hレースに参戦すべく、自社オリジナル
G7マシンを参加させてまして、2代目のシグマMC74を徹夜で完成させ、先月5月に船済みして送り出した後のグラチャンレース参戦でした。
マツダオート東京さんの寺田さんとスポットで沢田稔さんが参加したのをサポートしてました、、。
第2ヒートスタート直後の30度バンク方向の黒煙がピットから見えまして、昨年(73年の同じような事故で中野氏など事故死された)を思い出していたように思います。
絵のシグマMC74は、ルマン専用にデザインされたもので、自分もその1/1木型からメス型を抜き、製品を製作したのを手伝ってまして、製作方法を覚えたものです。
エンジンは、MC73同様、ロータリーです。
本は、なぜに今頃出版されたか、、。
ま、良い思いで、では無かったことは確かですが、、、、。
つづく。