abb41154.jpgトヨタ自動車さんのECUは、その当時、日産さんなどと
同じようなロムタイプでした。
それで、私たちチューニング屋は、ロムチューニングと
称してターボチューニング全盛時代をこの1990年代
から始めました。

そうすると、にわかチューニング屋さんでも
ECU真似チューニングや、エンジンの限界を
ご存知無い方々がブースト圧を電子式ブースト圧アップの
機器を利用して上げるもんですから、瞬間には
パワーアップしますが、高速道やゼロヨンなど過激に
使用すると、ピストン破損や純正タービン破損など頻繁に
起きます。
そうすると、ショップさんは自分の非など認めず、パーツを
全部純正品に戻して、ディラーでクレームで直してもらいなさいと
お客さんに一計を案じます。

ディーラーには、毎日そういったクレームの嵐、、。
当時のトヨタ自動車、社長であらせられた奥田ひろしさまが
なんだこりゃ!なんて言われ、部下の方が原因など説明します。

すると社長、対処が早い!
”そんなもんECUを改造出来ないようにしてしなさい!”

ということで、2000年くらいからのトヨタ自動車の
ECUは、世界一解読しにくい物となりました。

ドイツなど海外からの友人、知人が”トヨタの
解析どうしたらいい?”と相談がありますが、、。

ということで、現在もT社のECUはボッシュなどと違い
世界一解読しにくいので、私どもチューニング屋は
大変な労力と銭をたくさん使い、解析しております。
この開発費は、アイコードの一番頭の痛いところであります!

絵は、この頃から開発しにくくなった1990年後半の
トヨタ自動車さんのECU本体です。
山のようなECUの在庫を抱えてました。
解析の為に、、。
つづく。