afd5d10c.jpgアイコードエキシージ”黄鶴”は、ミッションをばらしましたところ、
やはり傷ついた箇所を数箇所発見、、。

今回付いたものか、前から少しずつ削れたものか、、。

絵は、下の段、左側が現状の3速、シンクロナイザーリング、、。

内側の滑り止め(これでスムースにギヤシフトが可能)が削れて光って見えます。
左上のリング内側、真っ黒でよく見えません。これが正常、、。
段々、削れて、、。

右下側は、4速真鍮のシンクロナイザー、、。

外側3箇所の角ばった出っ張りのうち、2箇所がぶっ飛んでありません、、。
右上のと比較すれば、、。
ミッションが弱いか、腕が荒いか、、。
どちらにしても、サーキットなど走行する場合、定期交換部品、、。

日本ジムカーナーチャンピオンのS氏は、最終モデルのエキシージスーパー車で
今年も大会に挑んでますが、昨年など半年事にミッションを新品交換するそうです、。
話は飛びますが、デンソーサードのSC430は、このミッション、ドライブシャフトトラブルで今期のレースを数回表彰台から滑り落ちてます、、。

ミッションは、影の部分でもエンジンに比べるとあまり重要で無いようですが、
実は大変繊細な部分です。
ドイツ人エンジニア、メカニックはポルシェなど自ティームでは、
殆どミッションのオーバーホールを外注します、、。
日本人の器用さは世界レベルで高いのです、、。

そのくせ、日本レーシング業界の所得の低さは、、、。
これでは、良い人材が育たないはずです。
そういう意味では、まだ日本は後進国なのです。
日本以外のアジア諸国に、気がつけば追い越される日も、、。

要らぬ心配のツルタであります。
つづく。