絵のインジェクターは、エクシージCUP(260PS)、211(255PS)用の緑色したものです。
今回のSCKITに入っていました。
噴射量は毎分450ccだそうです。
純正エキシージやSは250ccくらいの黒色が装着されてます。
フーエルインジェクターは、その吐出量で最大馬力が制限されます。
もちろん、出力より大き目のインジェクターを採用することもありますが、
小排気量(2,000cc以下)の場合、アイドル、低中速域での燃調が
絞りにくく、繊細な希薄燃焼がやりにくいです。
大きけりゃ何でも良いわけではありません。
昔のキャブレター時代、排気量、気筒数、カムシャフトの度数、ポート内径、
ソレックスなどのツインチョークタイプでは、インナーベンチュリー、
アウターベンチュリー、メインジェト、エアジェット、エマルジョンチューブと
アイドルジェットなど、全て設定をそのチューニングエンジンによって変更
したもんです。
これに、走る状況、内容により低速重視か高速か、、。
フジスピードウェイなど標高が600mくらいなので気圧低い場合酸素がうすいから、ガソリン、フロート面を下げたり、燃調を薄くする為、メイン、エアジェットを交換、、、。
最後は、走行してみてピットイン手前でエンジンを切り、プラブの先端の焼け具合を
見て、ジェットを変えたり、プラグも何本も用意し、交換したりしたものです。
今時のエンジンは、何も触れません、、。
オートマティックエンジンです。
寂しいもんです。
つづく。