a39187e9.jpgアイコードIS-F用LSDのニュルスペックに組み替えてます。

OS技研製TCDタイプLSDは、センターコア内のカム角度も変更し、より加減速時に強く効くようにしてあります。
低速でLSDがあまり効かないよう、スプリングで数枚組みつけてあるメタルディスク(これらがカムで押されてくっつき、LSDが効き始めます。その為効かせたくない低速域でのデフロックがされない状態では、メタルディスクがこすれない為、ロングライフとなります)同士が、圧着されてない為、スムースに内輪、外輪の作動差を吸収します。

この部分は、ノーマルデフ同様に作動する為、メタルディスクが磨耗しにくいのです。
普通の4ピニオンタイプLSDでは、その最初のイニシャルトルクの設定で効きを変更してますが、絶えずメタルディスク同士がくっついているので、低速時でもLSDは効いてる為、内輪、外輪差の出る左右の転進時は、パキパキとメタルディスク同士の滑る金属音がするのです。
その為、耐久性も1年、2年で弱くなります。
その度に、OHが必要となるのです。この件重複します!!!

今回のIS-F用ニュルスペックは、その効果を弱くする為、低速はある程度無視した競技用に特化したものをテストします。
すでにニュルではIS-Fで24H走行してますので実績はありますが、、。

絵は、指差してるのがそのスプリングで、本数を半分に減らします。
つづく。