e2668603.jpgアイコードエキシージ”黄鶴”は、いよいよエンジンを降ろしまして、LSD,クラッチKITを装着いたします。

TIレーシングの井土氏に降ろし方の要領をお聞きしました。
他では、リヤカウルを外すとか、大変そうでしたが、彼の助言により、そのままエンジンをミッションごと降ろすことが出来ました。

降ろしてる途中、驚くことを見つけました。

それは、振動で起きたか、前に脱着をやられたか方がお忘れになったか、、。
エンジンハンガーボルトと1本が脱落寸前、、。
ミッションケースボルトの一部も脱落、、。
その他コネクターの一部も外れて、、。

ま、振動で抜けたのでしょう!
後付マフラーのステーも一部折れてましたので、かなりの振動が発生するのでしょう。

見慣れたミッションは、C50系の5速ミッションでカローラレビン、トレノのAE92系で採用されました。それから6速化してC60系と呼ばれ、5速ミッションの寸法内にもう1速入れて、6速化しまして、AE111系、セリカ系へと受け継がれました。
ギヤ数が多い分、ギヤ単体の厚みは薄くなったのです。
その為、ミッションオイル容量が減ってしまい、このロータスでは、指定量2,4Lあまり、、。
C50系だと3,2Lくらいミッションオイルが入りました。
LSDなど組み込むと300cc程入らなくなり、総量2Lあまり、、。

その影響は、サーキット(スズカあたい)で連続走行するとAE111あたりでは、良いオイルを入れないと油温(LSDなど組んでいれば尚更)が上がり、
シフトチェンジが渋くなるのです、、、。

ロータスエリーズエキシージ(2ZZエンジンで)など、その傾向がもろに出て、2速、3速がシンクロナイザーリング不良で渋くなるのです。
この車両のウィークポイントであります。
つづく。