ECUのチューニングについて、改めてご説明いたします。
弊社のECUチューニングは、IS-Fを例にとると、改造内容は下記のとうりです。
1) 燃料調整
2) 点火時期調整
3) 電子スロットル開度レスポンス向上、殆ど100%。
4) シフトアップ、ダウンレスポンス向上
5) エンジン回転リミッター変更(300RPMアップ)
それ以上上げてもパワーダウンしてますので、ノーマルカムでは意味無し。
ECUをチューニングしたが、最近加速感が鈍ったような気がするとご意見ありました。
大体、エンジンパワーが400PSに対して20PS上がったくらいでは、2日もすれば慣れてきて、パワーアップ感を感じなくなります。
これが1Wくらい乗ってなくて、平日はカローラクラスのエンジンパワー車両にのってますと、週末のIS-Fは鋭い加速を毎回体感出来ます。
しかし、これが毎日通勤に使われてる方は、そうはいきません。
それにも一つ大きなパワーダウンを感じる要素があります。
それは、季節、気温、気圧、湿度です。
朝晩は、それでも多少は気温低い為、パワー感はありますが、気温10度の時と25度の時は、15度違いますがパワーは10PS以上落ちます。
これは、酸素濃度が温度が上がる分、空気中の酸素濃度が下がる為です。
ですから、これから秋口まで弊社がサーキットでのタイムアタックをしないのです。
11月から3月くらいまでの気温、気圧が1年中で最大パワーを発揮出来ます。
夏は、何やっても調子は出ません。
これが最近愛車の調子が悪い一因です。
ターボ車両ではもっとパワーダウンを感じます。
500PSくらいの車両ですと50PSくらいは変化します。
つづく。