8d1905d2.JPG最近、IS-Fでサーキット走行される方が多くなりました。
必然的に、気温も上昇し、富士スピードウエイなどの第1コーナー進入時のハードブレーキングでノーマルブレーキパッドで、フェード(温度が上がり過ぎて、パットの摩擦力が極端に落ちること)状態になり、そのまま止まりきらずコースオフされる方が多いようです。

前回の”クラブF”ミーティング時がそのようで、、。
コレには、訳があります。

弊社IS-F”白鶴”も何度かノーマルパットでは、オーバーランしそうになりましたが、プロのドライバーは、それを見越して早めにブレーキング、またはオーバースピードでもアンダーを出したり、意図的にステアリングを急に切ってドリフト状態で何とかコーナーを抜けて行きます。

しかし、素人さんにはそんな咄嗟な行為は出来ませんし、ブレーキングのまま真っ直ぐ突っ込んでしまいます。
又、頑張って必要以上に奥までノーブレキングで突っ込んだり、、。

基本は、スローイン、ファーストアウトです。
しかし、最近のプロの指導は、ブレーキングしながらコーナーに進入しなさいと指導されますので、皆さん無理な突っ込みをされます。

これでは、さすがのIS-Fのブレーキ性能も持ちません。
なんせ1,7トンの車重ですから、、。

雨の時でも同じ状態になりますが、自分達経験者はそのフェードやタイヤスリップ状態になった時、一瞬ブレーキペタルから足を離します。

怖いですが、これがタイヤのグリップを蘇らせたり、フェードのパットを冷やしますので、ステアリングを切りながらその行動を起こすと,難無くそのコーナーを抜けていったりします。

これは経験しないと理解出来ません。
ブレーキングを途中チョンと止めるのは、、、。

ま、そういことで素人さまには、なるべく練習してパニックブレーキング中のペタル離しやステアリング修正を体得してください。

絵は、そのローター(熱でクラックが入ったり、変形したり)を交換出来る様、ツーピースにしたものです。
もちろん、ブレーキパットもより、耐フェード性の強い物に交換することをお薦めしますが、、。

最近能書きが長くて、、、。
もっと端的にご説明したいのですが、文章表現が、、、。
言い訳のツルタであります。
つづく。