絵は、中央のピストンがIS-F、2Z-R 5Lエンジン用です。
左は、トヨタレビン 4AG、4バルブエンジン用、右はポルシェ964カレラ 3,6Lのピストン、、。
4AGのピストンは、AE86用で約30年前、ポルシェも基本的には30年前、そしてIS-Fのエンジンは、最新の、、。
ピストンスカート部分が、割れています。スズカを30分全開走行で、、、。
ポルシェのピストン形状は、スカート部分が極端にカットされたモノで、当事のトヨタ4AGは、オーソドックスなピストンスカートです。
なお、材質は、ポルシェの鍛造以外は、セミ鍛と呼ばれる鋳造製です。
ピストンのお話をすると止まりません、、、。
IS-Fのモノは、さすがに最新技術が盛り込まれており、ケチの付け所はありません。出来れば鍛造製であれば、満点ですが、、、。
弊社では、ハイカムを作りましたが、バルブのリフト量を最大限確保しようとしましたが、設計上1,2mmしかピストンとバルブ最大リフト時の隙間が無く、試作品(青鶴に組み付け)は、リフト0,7mmしか取れませんでした。
ピストンを加工しない場合です、、、。
で、もっとパワーを上げる為にリフト量を増やしたいのでピストンのバルブリセス(ピストンのバルブ逃げ)部分を加工しようとしましたが、これ以上削ると、、、、。
限界設計されてまして、おまけに鋳造ですので、、、。
無理して0,5mmくらいは削れるか、、?
そんなミリ単位のチューニングを考えてると今夜も眠れません、、。ウソです、、。
つづく。